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西葛西 服部歯科医院 (根管治療)

診療時間内では説明が足りなかったことや、お聞きしにくいことを伝えるためにこのブログを作りました。

インプラント

29 7月

’07-07-29今日は参院選。

今日、729日は参議院選挙へ投票後

家内と新診療室へ立ち寄りました。

日曜の朝8時頃にもかかわらず、職人さんが配管工事をしてくれてました。

少しずつ形になる新医院に目が離せません。

本当に楽しみです!!

ご苦労様です。

 

その後は東京歯科大学歯科麻酔学講座 一戸 達也教授による

「安全で快適なインプラント治療のために

―歯科麻酔学の知識と技術の活用―」という研修会に参加して参りました。

 

どうしても、どこに行っても、先日新聞紙上にも出たインプラントによる死亡事故の話がでます。

いろんなウワサ話のような情報もあり、詳細については分かりません。

当医院では、絶対このような不幸な事はあってはならない事ですので

このように日々、研修を続けております。

 

腕写真は点滴練習用の模型の腕ですので、ご安心くださいね!!

講演後のお土産には点滴用の針やらチューブやらを頂いたのですが、あまり使うような事態には成りたくない物です。

備えあれば憂いなし。

13 7月

7月12日東京都歯科医師会卒後研修

東京都歯科医師会卒後研修

インプラント治療〜的確な診断力と術式の習得〜

2007/7/12 昭和大学歯学部顎口腔疾患制御外科教室

に参加してきました。

 

text教授の新谷 悟先生が親身に個人開業医の話に耳を向けて下さり、

本当に暖かな講習会でした。

教授職にもなられると様々な要職を兼任されており、

見ず知らずの一開業医の相談などには応じてもらえないものなんですが!

新谷教授をはじめ昭和大学の口腔外科教室の先生方は違いますね!!

 

こんな教室に残って勉強したかったものですね?

今からでも間に合うかな?

なんとかこれからも一生勉強を継続していけるように、研究生になりたいとお願いして参りました。

45歳のおじんでは?ダメかな?

12 6月

もっと安く!インプラントを

honoo「もっと、安くインプラント治療を受けられませんか?」

 

 513日には長い名前の場所で、長い肩書きの偉い先生のお話を聞きに行きました。

東京都立心障者口腔保険センターでの東京歯科大学オ−ラルメディシン・口腔外科講座教授 山根源之先生による「障害者、高齢者のインプラント治療」です。

歯が無くなった場合の欠損を埋める治療には、インプラントが最適なんでは?

もっと安く、広くに適応すべきではといった総合的なお話でした。

 

 安価な研究機関でもある大学病院クラスで、日大・東京医科歯科大・日本歯科大でも140万程度といったお話です。

しかし、ここからが大事なんですが、

差し歯と違って体の中、ましては骨の中にくっついて一体化してしまうインプラントを選ぶ際にまずは価格が大切ですか?

十分な科学的な論文も無い、安価な物であれば何でも良いのですか?

これって数十年前のインプラントの在庫処分?

やったもの勝ちなんて、冗談のような話も聞こえます。

 

 当医院では骨とくっつくインプラントを世界で初めて開発した医師、ブローネマルク教授の開発したシステムを使って参りました。

が、インプラントの材料費だけで50万、60万といった請求書が届くたびに、やりくりに困惑して参りました。

もしかすると日本国内での歯科材料では世界に冠たるGC インプラントに製品を変更するか、値上がりするか検討しております?

GCインプラントは小宮山 彌太郎先生が開発に深く関与されており、ブローネマルク・システムにそっくりの安心して使えるシステムです。

なるべく安価にご提供したいのですが、インプラントなら皆同じと思っては危険ですよ!

価格だけなら、ホント・ビックリするようなメーカーもございます。

もちろんリスクと隣り合わせですが?

29 5月

インプラント治療をうけて。

土屋さん
9 5月

「先生、インプラントってどこでやっても、同じですか?」

「先生、失礼ですがどこでも出来る治療なんですか?どこでやっても、同じなんですが?」

 

hattoriとインプラント治療の説明中に聞かれました。

本当に残念ですが、私は特別、自慢できるような優秀な歯科医ではありません。

真面目に、この歯科医の仕事に研鑽していければと努力してはおりますが、、、、、、

でも、どこでやってもインプラント治療は同じレベルでは無いと断言できます。

正直に言って、当院でのインプラント手術は月に数回のペースです。

特別に多くはありません。

が、最も信頼できるスェーデン製のブローネマルク・インプラントを使用して10数年の治療経過があります。

 時には新患の患者さんのお口の中に、これはどこのインプラント・システムだろう?と首をかしげる様なインプラント治療を見ます。

昨年治療したばかりだとか聞くと、気が重くなります。

インプラントが皆、ヒックルめて同じインプラントではありません。

あなたがやろうとしているインプラントは、どこの製品ですか?

ちゃんとした長期経過がありますか?

まさかブロネーマルク・システムではないインプラントなのに、安全性にはスウェーデンの文献を使って説明をしていませんか?

まさか、他所の会社のデータを見て、インプラント治療が安全と思っていませんか?

まさか、ご自分の治療に使われるインプラント・システムをご存じないなんて?事はありませんよね!

是非、ご確認下さいね。

どこのインプラント・システムで、

どうして先生はそのシステムを自分に選ばれたか?って!!

ご自分の体の中で10年・20年と使いたい材料を、人任せに良く知らずにおいて、安心ですか?
7 5月

インプラント手術を終えて「どこに歯が入っているんですか?」

インプラント手術を終えて、「先生!どこに歯が入っているんですか?」

 

2回法「○×さん、予定通りに入りましたョ。

抜いた所のキズも大変キレイでたョ。」と、いつものようにお声をかけると、

「先生!ここの段差のところですか?」

「後で、またやり直すのですか?」との、、、、、!?

ドキ!!まさか縫った所の傷口が、ピッタとしていないと、、、

段差を感じるのか?

エッ!!と、一瞬、たじろぎました。

続けて「どこに入っているんですか!? 」と患者さん。

ゴクン!生唾が!!

なるほど、2回法だから、インプラント体を中に縫ってしまいこんであるので

どこにインプラント体が入ったのかと、質問されているのかと気づくのに時間がかかりました。

つまり上手に縫ってあるから、どこを手術したのか解らないって事か?エヘヘ?

正直に言って、ホッとしました。

まさか麻酔が効いている患者さんから、縫い方が悪いなんて、、、、そんなハズが無いよ〜ナ????

術前にパンフレット等にて、説明したつもりなんですが、、、不十分だったようです。

3ヶ月は歯ぐきの中にしまっておいて、骨にくっ付くまではそお〜っとしておきます。

その後、もう一度小さく開いて、差し歯を作っていくんですョ、、、、、、、」

模型等にて、もう少し具体的に説明しなければと反省させられました。

まずは、予定通りに無事に手術を終えられて、今日という1日に感謝しております。

22 4月

ブローネマルク教授のお話を聞いて!!

2007-03-24 ブローネマルク教授のお話を聞いて。

 

ぽい何年ぶり?でしょうか、お久しぶりにブローネマルク教授の講演をお聞きできたのは。

現在はスウェーデンからブラジルに拠点を移されて、現在も現役で診療、研究、教育にとご多忙な生活をおくられているそうです。

残念ながら来日は中止されて、衛生中継を使ってのブラジルからの講演でした。

後でお聞きしたのですが、当日はスウェーデンからの衛生機器が届かずに大騒動だったんですって!

初めはやや口数が少なく、お年をめしたのかな?と思いきや

地球の裏側に当たるブラジルでは夜の11時ごろ?にも拘わらず、

熱く、そのフィロソフィーを延々と2時間近くも語られました。

患者さんについて語られる際には、それぞれの方への思いやりや愛情を感じられる話方に胸が熱くなりました。

講演の中で教授が触れられた点で特に共感した点は

学会を開くならば、皆で成功例をお披露目し合っても仕方ない。

ミィーティングを開くならば、失敗例を皆で共有すべきだ?とのような指摘です。

素晴らしい成功例の裏には、誰しもこれはどうしたものか?と悩む患者さんがあるものです。

そういった悩まされるような事を相談できる場はなかなか無い物ですね。

私は幸運にも、ブローネマルク・オッセオインテグレーション・センターの小宮山 彌太郎先生にご相談させて頂いております。

先日は学会にまで押しかけて行き、いつも本当にご迷惑をお掛けしております。

是非、医療事故とまでいかずとも、ヒヤリ・ハットするような事例を皆で共有できるような場ができればと思います。

いざって時にそういればあの時聞いたことがあったなと、事無きになるがございます。

ドライバーの先端が術中に折れて取れなくなったり、、、とか

骨が硬くてインプラントが途中で無く止まって、どうにもこにも動けなくなったりとか、、、、

普段では考えられないような事も、知っていればなんて事ないのですが、焦ります。

 

小宮山 彌太郎先生がお話されていたように、この時代に歯科医になれた幸運に本当に感謝致します。

「もし、もっと前の時代に歯科医であったら、この素晴らしい治療方法・インプラントを知らずに、患者さんに入れ歯しか提供できなかったでしょう。

もし、もっと将来に歯科医となっていたら直接、ブローネマルク教授のそのフィロソフィーに触れる事ができなかったでしょう。」

オッセオインテグレーションという素晴らしい治療方法を私たちに与えてくださった、ブローネマルク教授と小宮山 彌太郎先生に本当に感謝致します。

19 3月

インプラントって、半永久的なんですか?

インプラントにすれば、半永久的なんですか?

 

disインプラントに限らず、お金が掛かる自費治療ではよくある質問です。

私はそんな時には

「それでは、この神様が作ってくれたキレイなご自分の歯が一生持つと、誰が保障できますか?

骨にくっ付く現在のインプラントがブローネマルク教授によって、患者さんに使用されてから40年以上がたちました。

長期経過の20年後では、90%程の成功率です。

残念ながら、統計的には従来の指し歯では10年以内しか持ちません。

また、指し歯では再治療が可能かどうか?は解りません。」

と答えております。

 

どんな治療方法にも100%の成功はあり得ません。

経過不良、失敗?なんて時にも、対処が出来る治療法が良いですよね!

現在のネジ型のインプラントでは、一般的なサイズで4mmの直径です。

万が一、経過が悪く、骨にくっ付かない時には、ビックリするくらい簡単にキレイに逆回しで取れてしまいます。

本当に、残念なんですがあっ気なく、、、キレイに取れてしまいます。

しかし、そのために傷が小さく、再治療が簡単なんです。

4mmがダメなら、5mmで再治療が可能です。

いずれにしろ3〜6ヶ月の期間、また骨とくっ付くまで待たないといけませんので、時間が掛かってしまいますが。

 

どんな治療法にしても、経過が悪くなり再治療が必要となる場合があり得ます。

そんな時にこそ、最少の侵襲・キズですむようなシステムが必要です。

ネジ式のインプラントは、そんな将来の変化にも容易に対応できる治療方法です。

だって規格製のネジ式なんだから、いつでも歯科医は取り外して、修理や追加ができるんです!!

便利でしょ!
18 3月

入れ歯が痛くて、痛くて、、、なんとかして下さい。

kao

入れ歯が痛くて、痛くて、なんとかして下さい。

 

恨めしそうなお顔で、もう我慢できませと、、、

こんな時は、自分の力不足を痛感して、本当に申し訳ありませんが困り果ててしまいます。

歯がなくなると、歯を支えている周囲の骨や歯ぐきも年々やせ細っていきます。

本当に薄く、スケートの刃のようになってしまったり。

中には顎の神経がやせた骨から出てしまって、指で押しても痛がる方もいらっしゃります。

入れ歯はプラスチックのカタマリですから、指で押して痛いような土手では、、本当に難しいです。

 

 やはりこんな患者さんのために、ブローネマルク先生はインプラントを開発されたのでしょう。

下顎の総入れ歯の方では、1センチも土手が残っていれば十分にインプラントを使用できます。

また、固定式の歯も可能でしょう!

もともと、ブローネマルク先生は総入れ歯の方にインプラントを開発された事をご存じない患者さんも多いのでは?

良く「もう、年だから」とか、「こんなにヒドイから」、私にはインプラントは無理ですか?という質問を受けます。

下顎の総入れ歯は、インプラントの最良の適応症なんですよ!

1回で、当日にも固定式の歯が入るなんて方法も出来てきました。

もっと、もっと良い方法がこれからも、きっと開発されてくる事でしょう。

 

 将来的にインプラントをご希望なら、

数年しか持ちそうもないような歯は本当にヒドク悪くなる前に抜いてしまった方が良いかと思われます

11 3月

インプラントって、歯だけじゃなかったの!?凄いんですね!

osseo1歯科インプラントの全身への応用

 

インプラント治療中の患者さんへ、ブローネマルク・インプラントは歯だけじゃないんですよ!

とお話しすると、驚いた様子。

患者さんには、インプラントは歯の治療しかご存じない方が多いんですね。

そもそも現在世界中に広まった骨とくっ付くタイプのオッセオインテグレイション・インプラントを開発されたブローネマルク先生は、お医者さんです。

当時はスェーデンのイェテボリ大学の解剖学の教授でいらしたそうです。

なぜ、お医者さんのブローネマルク教授がインプラント治療の対象に歯科を選んだのでしょうか?

ブローネマルク教授の愛弟子でいらっしゃるブローネマルク・オッセオインテグレイション・センター所長 小宮山彌太郎先生に伺ったことがあります。

たしか?体の中で最もある意味で過酷な条件である口・歯を選ばれたと?

歯に使用されるインプラントは最も不潔でもある口に突き出た形となり、常に細菌からの感染の危険があります。

それと比べると最近よく耳にする足の大腿骨のインプラントは、体の中にしまわれて外にはでておりません。

また?当時は総入れ歯で困っている患者さんが、多くいらしたとか?口蓋裂の患者さんへの良い治療方法をお考えになって、、、チョッと記憶がうろ覚えです。

すいません。

しかし、ブローネマルク先生は歯科で培った長年にわたる研究・成果を以前から全身へ応用されております。

お医者様ですから最初からそのような広大な発想で、インプラント治療の開発・研究をなされてきたのかな?と私は感じます。

osseo2The Osseointegration Bookから勝手に引用しては、問題でしょうか?

インプラント治療によって足、手、指、耳,鼻等々の外観を整えるだけではなく、物をつかめたり、歩けたり、音が聞こえるようになったり、話が出来て買い物に出かけるようになったり、、、等々。

ブローネマルク先生の開発されたインプラント治療は世界の障害を持った患者さんの社会への復帰を可能とし、正にリハビリテーション法として多くの方面で活躍、その恩恵を与えております。

そんな凄い治療法の恩恵に私どもも授かり、当院の患者さんへも提供できる事に本当に感謝しております。

きっと、ブローネマルク先生がノーベル賞を受賞する日は近いのではと、私は信じております。

8 3月

インプラントとの出会い

インプラントとの出会い

              角野 卓造さん

角野さん日本歯科医師会の広報誌に、あの“渡る世間は鬼ばかり”に出演されている角野 卓造さんもインプラント治療を受けて安心と書かれておりました。

海外ではダイアナ・ロスさんもブローネマルク・システム・インプラントの患者さんと聞きました。

お間違えないように、残念ながらお二人とも当院の患者さんではございません!が、同様な喜びのお声はこのブログにも乗せて頂いております。

 やっと昨年ぐらいから「私にもインプラントが出来ますか?」といった、ご質問が多くなってきました。

以前には「インプラント?何ですか?それ?」

「インプラントは怖い。知り合いで、大変な目にあった人がいると聞いたから?」とか、拒否反応が多かったです。

やっと市民権を得て、広がっているインプラント治療です。

これもひとえに、その長期に渡る良好な結果が認められたためです。

他院で治療をされて修理が必要になり、こんなインプラントは見たことないな〜!?という話をよく耳にします。

長く使いたいのにメーカーが無くなってしまったり、システムが変更されて修理が出来なかったり、、、そんな事もあります。

インプラントの本体部分は骨にくっ付いて、体の一部になる部品ですから簡単には取替えできません。

インプラントなら皆同じと思っていませんか?

あなたのインプラントの長期成績って、論文に発表されているにかご存知ですか?

そんなこと調べてられないですよね。

8 2月

インプラント治療をうけて!患者さんの声

nakamurasann
8 2月

インプラント治療を受けて。患者さんの声

岩永さん

28 1月

インプラント診断力ステップアップセミナー

ikasika

東京医科歯科大学臨床実践セミナー ’07-01-28

 

インプラント診断能力ステップアップセミナー

―シンプルかつ患者さんの負担の少ないシステムに―に参加してきました。

 

我が家は今日も母子家庭です。子供たち2人とも、風邪でダウンにも拘わらず、お父さんは1人、通いなれた御茶ノ水に行ってきました。

 CT を使った症例呈示に、こんなレントゲン像は今まで見たこと無い画像ばかりです。本題とは外れますが、天然歯がこんなに微妙なバランスのなかでなりったているとは!!歯科解剖学・診断学の研修には必須の画像だと、感じます。

講師の武田先生・井上先生供にやはり東京歯科大学のインプラント科の先生でして、度々講演中に小宮山先生はこうお話されている、、、と言った表現があります。

やっぱりBOCの小宮山先生は凄いですね!!日本のインプラントの父です。

そのなかで、井上先生から25年以上前の東京歯科大学で行われたインプラント治療の患者さんの経過を拝見できました。残念ながら脳梗塞等にて、ご自分で歯ブラシもできずなくなってしまった方がご自分の歯は抜けてしまったのに、インプラントだけが残っており、一般的には禁忌かと思われるような入れ歯のバネの支えをしておりました。これは、凄い!!

決してキレイとはいえないお口の状況でも、インプラントはそのまま保たれているんです。講演者の井上先生は御自分の歯を守れなかった反省をされておりましたが、私にはそこまでもインプラントが患者さんの入れ歯の、お口の役に立って残っている事に驚きを感じました。

本当にインプラントって、凄いんですね!!

12 1月

30年前に失った前歯が戻ってきたようです!

sasaki
12 1月

30年前に失った前歯が戻ってきたようです!

sasaki
7 1月

ブローネマルク・システム・インプラントの部分入れ歯への方への使用、20年後の結果報告 、その3

honoo

 ブローネマルク・システム・インプラントの部分入れ歯への方への使用、20年後の結果報告 、その3

 

お待たせしました?ブローネマルク・システム・インプラントのよる部分入れ歯の方への応用後20年経過報告の続きです。

 

 20年間最後まで追跡調査できたブリッジ24症例うち、10例は20年間そのまま使用されていた。

しかし、8年後と17年後の2名の方でインプラント体が折れてしまい、ブリッジを作り直さなければならなかった。

残りの12症例では機能的な問題はなかったが、平均7年後に修理・交換がされた。ブリッジを交換した理由の一つには、患者さんからの審美的な不満がある。またその多くは歯科医師側から、部分入れ歯用に作られた新しい部品への交換を勧めたためであった。

この結果は10年経過後の部分入れ歯への応用に関する他の研究論文の結果と一致している。

 

 周りの骨の吸収量が20年間でインプラントでは1.0mm、歯で0.7mmと少なく、良好に固定・機能していた事が解る。

また、2つに分かれた構造を持つ2パーツ型のインプラントでは、周りの骨の吸収が年々進行的に進んだりはしない事も示している。

更に、20年間にインプラント周囲の骨が2mm以上吸収した場所は8.5%と非常に少なく、つまり周囲の骨の大きな吸収を生じた患者さんは殆どいなかった。

ご自分の歯でも13.6%と同じような結果であった。

この結果は以前の短期間の調査結果と同様であった。

 

 20年間に通常の歯科治療の必要はそれ程多くなく、平均5本を新しく治療し、1本が新に神経の治療を、半数の方が1個の新しいブリッジを作られた。

この20年間に渡って良好な清掃状態を維持でき、インプラント治療により良好な咀嚼機能を得て、十分に噛むことができたと思われる。

一方で、1人平均で1本の歯をこの20年間で失っているが、これは以前発表された論文、例えばレオンハルトらの研究よりもかなり少ない本数となる。このしかし、レオンハルトらの研究はインプラント治療前に重度の歯槽膿漏症であった方達を対象とした物である。

 

 この研究報告は20年間だけの結果である。最初の10年間に起こる問題点については、他の論文でも報告・検証されている。

この20年間の研究では、表面を覆っているプラスチックの破損と内部部品の破損・ゆるみが多く認められた。

この原因は繰り返される噛む力によって、材料が疲労・劣化したためと思われる。

12個のブリッジが平均7年で交換されたため、もしそのまま最初のブリッジを使い続けていたならばもっと頻繁に疲労破折の問題が起こっていたと思われる。

この研究の患者さんは、当時では総入れ歯用に開発された部品やアクリル・レジン(入れ歯用のプラスチック)を使って、部分入れ歯の場所にインプラント治療を行われた初めての患者さん達である。

その後、部分入れ歯用に作られた部品を使った、陶材を金属フレームに焼き付ける(メタルボンド冠)方法に代わり、疲労破折の問題は少なくなった。

部分入れ歯への応用5年後の研究でも、同じような報告が出されている。

しかし、近年の多施設からの研究ではインプラントによるブリッジは歯によるブリッジと比べて、10年間で10%も機械的な失敗が多く認められている。

 

 インプラント周囲粘膜(インプラントでは歯ぐきとは言わない)に関する問題は、それぞれで3回生じただけである。

インプラント周囲炎が周囲の骨の吸収を生じるならば、重大な状態となりえるために過小評価はすべきではない。

しかし、先程述べたように20年間の骨吸収量はインプラントで1.0mm、歯で0.7mmであった。つまりこの患者さん達では、インプラント周囲炎は大きな問題ではなかった。

 

 60%の方がブリッジの審美性に満足していた。

その多くが奥歯の場所に応用されていたからである。

審美的な理由で12例が、新に作り直された。

総ての患者さんが20年に渡り使用されて、このインプラント治療に非常に感謝の気持ちを持たれている。

 

 部分入れ歯の患者さんへ機会仕上げのオリジナルなチタン製インプラントを使用した20年の結果、固定性の良好なブリッジの支持により何ら大きな副作用もなく良好に機能し続けていた。

 

追伸)なるべく患者さんの言葉で、訳したのですが?解りにくかったでしょうか?

私なりの解釈を付け加えさせて頂きますと、

    部分入れ歯にブローネマルク・インプラントを使用すると20年間で90%の成功率である。

    不思議な事に失敗は同じ患者さんで、起きてしまう。ある方に何本も失敗するタイプの方がいるようだ?

    20年の長期の間には材料も進歩し、交換したほうがより良い場合も出てくる。

その時にズット代わらずに、この長い期間を維持、提供できるインプラント・システムでないと、、、折角、インプラントは骨についていても、会社が無くなったり、システム自体が変更されて無くなったり?既にある話なんですよ!!

    いざ問題が生じた際にも、対処できるシステム。つまり、ネジ止め式のブリッジにしておかないとダメですね!!この論分中の問題はほとんどが上物、つまりインプラント本体ではなくブリッジに起きるようになっているブローネマルク・システムでの報告です。セメントで着けてしまってはに対処できないし、この成功率とは違った結果になるはずです。残念ながら20年の経過報告は他のメーカーからは出せないでしょうが。

    つまり結論は、ブローネマルク教授は凄いという一言です。どうしてノーベル医学賞に、せめて候補には出ないんでしょうか?こんな発明を実際に、同じ時に応用できるなんて、この時代にここにいて良かった。ついてるなぁ〜!!

5 1月

ブローネマルク・システム・インプラントの部分入れ歯への方への使用、20年後の結果報告 、その2

20年経過

ブローネマルク・システム・インプラントの部分入れ歯への方への使用、20年後の結果報告 、その2

 

前回の部分入れ歯の方へのインプラント応用後20年経過論文の続きです

 

考察)本研究は表面性状機械仕上げのオリジナルなチタン・インプラントを用いて、比較的短い部分入れ歯に固定性ブリッジを応用して良好な20年間に渡る経過を示した。

最初に応用した112本のインプラントの20年後の累積?生存率は、91%であった。20年間最後まで追跡できた69本の、失敗率は8.7%となる。

このような部分入れ歯の方(総入れ歯ではなく)へのインプラント療法の、長期応用に関する研究は他には見当たらない。

全部で10人、37%に方が追跡研究から脱落してし、その内の6名はインプラント治療とは関係ない理由で亡くなられた。

20年間の追跡研究として、この程度の脱落率は容認できると思われる。しかし、亡くなった方以外の患者・インプラント本数をもし失敗とするならば、最悪に見積もってもその失敗率は20年経過で20.5%となる。

 

 この研究で使用されたインプラントは7mm10mm70%で、応用部位も奥歯が75%であった。つまり、大きな力がかかる場所に、短いインプラントを使用した症例がほとんであった。また、部分入れ歯への応用に関する良好な長期経過は、他の研究者達による10年経過研究結果報告によっても裏付けされてきている。

しかし、力をかける以前に1本のインプラントが失われたり、また使用数年後の早期期間に、主に部品の破損によって数本のインプラントが失われた(=1とあり?ある1人の患者さんで?)。このインプラントの失われた原因は、患者さんの歯ブラシ、清掃方法が悪かったためではなく、子細な機械的な適合の不良が原因であることを示している。つまり、指し歯の基礎構造部分・フレームワークが不適合、ピッタリしていない事や噛み合せが悪い事が原因と思われる。

 

 すいませんが、今日はここまで続きはまた今度!!

31 12月

ブローネマルク・システム・インプラントを部分入れ歯に応用20年後の経過

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ブローネマルク・システム・インプラントの部分入れ歯への方への使用、20年後の結果報告.その1

 

あのオッセオインテグレイション・インプラントの発祥の場である、スェーデン・イェテボリ大学とブローネマルク・クリニックからの論文です。

詳しくはClinical Implant Dentistry and Related Reseah 2006 vol.8 no.4に出ておりますので、興味があられる方は是非、原文をお読み下さい。

www.blackwell-synergy.comでたぶん見れると思います?

 

結果

部分の歯がない27名の患者さんへ使用されたブローネマルク・インプラントの20年後の成功率は91%。20年間の間に69本のうち6本(8.7%)が失敗となった。成功率は上あごで90.0%、下あごで92.3%で、全体としては91.3%の成功となる。

最初の10年間に4本が、その後の10年間に2本が失われた。

1本は3年後に歯槽膿漏によって、骨が吸収したためであった。

他の患者では2年後と7年後に1本ずつインプラントが折れてしまい、修理された。しかし8年後にはこの2本と他のもう1本も骨との結合が失われて、取り除かなければならなかった。この同じ患者では、17年後にもう2本のインプラントと固定用のネジが折れて,取り除かなければならなくなった。

 インプラント自体が失われたために、2名の患者はそれぞれ8年後、18年後に再手術を受け、新しいブリッジを作りなおした。この2名の患者(1人は上下のあごでブリッジをはずす事となった)では、治療が失敗であった。

他の10例では最初作製したブリッジのまま20年間機能したが、12例は平均7年後に新しいブリッジに交換された。しかし、これら総ての患者が20年間に渡り、最初に治療したインプラントによって固定式のブリッジを使い続ける事が可能であった。

 開始時に平均16.7本の歯が残っていた。平均では、3.4本の歯によるブリッジが0.8個あり、詰め物や単独の被せた歯は9.7本、そして神経をとってある歯が4.1本あった。

この20年間に平均で1.1本の歯を失い、新に詰められた歯が5.1本、2.7本の歯を使った新しいブリッジを0.7個、新に神経の治療を受けた歯が0.9本であった。

 周囲の骨の吸収量の比較では、インプラントでは20年間で平均1.0mmに対して自分の歯では0.7mmであった。2mm以上の吸収が見られた場所はインプラントでは8.5%に対し、自分の歯では13.6%であった。

 10年後以降に最も多く認められた問題点は、ブリッジ上のプラスチック(レジン)の破損であり、6名の患者で合計14回生じた。

部品のネジの緩みや破損も比較的多くに認められ、3名に8回、2名に6回起こった。

周囲の粘膜(インプラントの歯ぐき)や歯の減りといった問題はそれぞれ1回だけ3人と4人に認められた。

 治療結果に関するアンケートでは、全員の患者が固定式のブリッジの機能に満足していた。多くがインプラント・ブリッジを自分の歯と同様に感じており、見た目上にも不満であると答えた方は1人もいなかったうえ、40%が審美的にも許容できると答えた。

インプラント治療に対する満足度を0から100で表すと、平均96の満足度であった。
10 12月

手術燈

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 私供のつたないブログを見てくださり、有難うございます。

ここ数日の訪問者数がなんと“ゼロ”でして、やっぱりガッカリするものですね!

今日、ライブ・ドアの不調で0と表示されていると知り、ホッとしました。

偶然、入らした方にも何かしら役に立てればと思うのですが?

 ヤフーの検索サイトで、歯科材料まで出ているのにはビックリしました。

ヤフー・オークションのお陰で、今回もX線のシャーカステンとテーブルを落札できました。本当は同時に出ていた外科用の手術燈が欲しかったのですが、30万以上の高値となり断念。

中目黒のグラフィオ・ビューロさんhttp://www.graphio-buro.com/からの出品です。配達まで手配してくださり、大変親切な方達でした。

有難うございます。

オークションのもうひとつの喜びは、こういった人の暖か味を感じられるところですね?詐欺にあったらと、ヒヤヒヤするのも正直ありますが!

眼が離せない今日この頃です。

 

 そうこうしていると不思議な物で、幸運にも荒谷さんから展示品で、かわいい卵型の手術燈を安価に購入できました。早速、今日のインプラント手術での使い心地はさすがフランス製ですね。日本語は通じないようですね?

maquet

29 11月

インプラント治療を受けての感想

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<インプラント治療を受けての感想>

74歳 無職

 私は親譲りか、若い頃から歯で悩まされ通しで62歳で総入れ歯状態になりました。65歳会社定年後、昔の音楽仲間に誘われ20年のブランクが有りましたが演奏活動に復帰。しかしここに来て、下の歯がゆるくなり、調整しても演奏が不能の状態になり、(木管楽器を演奏するため、歯にかなり負担がかかる)演奏活動にもピリオドを打たねばならないかと悩んでいた時、先生からインプラントの提案を頂き、手術方法等の説明を受け万全の態勢で行って頂けしかも、技術の進歩で1日(4時間程度)で全部終了すると伺い決心し、手術を御願いしました。術後の痛みも少なく、食事はもちろん楽器の演奏も以前の状態に戻り、先生に感謝しております。

17 11月

11月5日、11・12日セミナー参加

115日はCTを使用したインプラントの診断・治療法のセミナーに参加させて頂きました。

 講師は小宮山 彌太郎教授です。先生の御講演は本当にいつも示唆に富んだ、ありがたくなるようはお話です。小宮山教授は私どものような町医者にも親しげに接して下さります。そのため、つい気軽にご相談等に伺ってしまうのですが、会場での他の大学教授方達の挨拶・おじぎの仕方を見て、小宮山教授の偉大さを思い出した次第です。実はこの日のご講演前に、突然、ご相談を御願いしたにもかかわらず、快くご教授下さりました。後でよく考えますと、少し冷や汗が出ましたが!

マイクロ・セミナー 続く111112日には井澤 常泰教授による顕微鏡下の神経治療法セミナーに参加してきました。

 実は井澤教授との出会いも、小宮山教授によるご縁からでした。

現在の私の歯科臨床における大きな柱がインプラント治療と顕微鏡歯科です。このどちらもが当時、赤坂にあったブローネマルク・オッセオインテグレイション・センターでの見学、研修から教えて頂いた物です。このような道を開いて下さった小宮山教授には、本当に心から感謝しております。

この幸運をお一人でも多くの患者さんにお返しできる事が、小宮山教授へのせめてものご恩返しとなると信じております。

ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センターの皆様、本当にありがとうございます。

17 11月

インプラント患者さんの感想文

 アンケート
1 11月

ブローネマルク教授が来日されます!!

Pacific Osseointegration Conference

 

大使館然る来年の3月24・25日にかけ、小宮山 彌太郎教授が中心となり新しい学術大会が開催されます。

なんと小宮山先生の師匠・歯科インプラントの生みの親・ブローネマルク教授が来日公演をされます。NOVUM以来ですので、数年振りの来日です。

開催における小宮山先生のご挨拶文がまた素晴らしい!本当に待っておりました、こんな場を。

また勝手に引用して、お叱りを受けないか心配です。

以下は小宮山先生のご挨拶文ですが、日々大切にしている診療への思いと重なる、心が高まる文章です。是非、お読みになって下さい。

 

インプラント療法が、現代歯科学における有力な一選択肢であることは論を待ちません。科学的な背景をもたない方法が、安易に臨床応用された場合にはどのような結果を招くのか、多くの歯科医師は認識していると思われます。にもかかわらず、現実にはインプラント療法により所期の回復が得られないといった問題点が増えつつあり、一般の患者あるいは一部の歯科医師からインプラント療法が再び破棄すべきものと捉えられかねません。

このような状況になる前に、一人でも多くの患者が、適切な治療により快適な生活を享受できるように、歯科医師が正しい知識、適切な医術、そして真摯な心構えを学ぶことが求められています。意欲のある若い歯科医師だけではなく、次世代を担う歯科学生にも門戸を開いた場が提供できたらと考えています。さらに発展させて、環太平洋の集まりにもなる日を夢見ています。」
13 10月

私のメンター・師匠?

メンター・師匠を持ってますか?

 

英国本日も私の歯科医師人生で、最も大切な場所にて研修をしてきました。こんなに素敵な人が世の中にはいるんだ!こんな素晴らしい先生にお会いできた事で、私自身が同じ歯科医になれて本当に良かったと思えた方です。私が勝手にメンター・師と思い、崇めているのでお名前は伏せておきますが、、、?

 今日の見学中にどうしても残しておきたい教訓、お教えがありました。トピック的な最新の方法に直ぐに飛びつく歯科医に対して、一言。

近頃はインプラント治療を、従来の歯科治療の延長線上にある治療と考えている歯科医が多くなってきたような気がする。何年か持って、またやりかえれば良いじゃないかと思っているのでは?

ブローネマルク教授が打ち立てた現在あるオステオインテグレーション・インプラントに対する信頼は、従来の歯科治療と比較して長期に渡る圧倒的な高い成功率だったのでないでしょうか?最初からダメになったらやりかえれば良いじゃないか!といった発想のシステムに対する将来の患者さんの評価が心配です。

花この929日は確か?41年前に初めてブローネマルク教授が人にオステオインテグレーション・インプラントを応用された記念すべき日ですよね?インプラント治療の恩恵に私のような開業医も携われるこの時代に、一緒に歯科医であれたことに感謝しております。是非、ブローネマルク教授にはノーベル賞をとって頂きたいものです。
9 9月

インプラント治療を受けて!患者さんの生の声

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9 9月

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3 9月

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