この歯では、4週間、水酸化カルシウムを借りに詰めておいた。
次回の来院時には、瘻孔、膿の出口も無くなり、腫れも引いて、歯周ポケットも4ミリになっていた。
次亜塩素酸ナトリウムとEDTA で消毒し、
ピッタリサイズのガッタパーチャポイントを使って、手でポンピングした。
そのポイントとグラスアイオノマーのシーラーを使って、垂直加圧充填法で、縦方向に押して隙間が開かないように詰めました。
12ヶ月後の検診でも何ら症状は無く、レントゲンも良好。

IMG_0534右が12ヶ月後









4年後にいらした際には、セラミックの被せ物がされていて、腫れもポケットも無く。レントゲンでも何も異常は無かった。

IMG_0535











考察

その特徴と使う時期を知って有効に使うならば、近年の技術と器具では難しい歯でも根管形成は可能となりました。
その成功には、器具操作の基本と根管の解剖学的な知識が欠かせません。