根っこにまで進んだヒビ、クラック
レントゲンの特徴

歯の上から入るヒビ、クラックはよく近遠心に入る。
前から後ろ方向にです。
で、レントゲンの撮影方向と平行なので、普通のレントゲンでは写りにくいです。
で、骨の溶け方から想像します。
ヒビに沿って、骨が痩せて見えます。

IMG_0372こんな感じに。
しかしこんな像は親知らずを抜いた跡だったり、歯周病でも起こります。

また二次元の画像では他のものが重なって、
見えなくなったりもします。









残念ながらCBCTであっても、
その解像ボクセルよりも狭いヒビでは写ってきません。
でも骨の減り具合からヒビの可能性やその深さを予想できます。
典型的なクラックでは狭くて、そこだけに現局したカゲが根っこに沿って見られます。

IMG_0373
こんな風に。

CBCTでは他のものの重なりを避けられます。
様々な方向から向きを変えて見られます。

根っ子のカゲは神経への病気の進み具合によって、あったりなかったりします。