ぶつけた歯、
どこも穴が開いていないのに、なぜ根っこの病気になるのか?

歯に壊れた所は見当たらないのに、
ぶつけた歯の神経からは細菌が見つかり、神経が死んで、根っこに病気が出来る事もあります。
どうやって細菌が入り込んだのでしょう?
以前には、歯周ポケットの細菌が傷ついた血管から入って来ると考えられていました。
これは科学的に証明されていません。
ぶつけた歯をよく見るとエナメル質にヒビが認められて、
そこから象牙質へと通って来れるんです。
一本のヒビからでも、沢山の象牙質の細い管へとつながっています。
そこから細菌が入り込んで、集まって、神経への棲み家となり得ます。
またぶつけたことで神経が死んでしまうと、細菌と戦う免疫が働かなくなるので、
象牙細管は細菌の通り道となってしまいます。

ので、ケガをした歯の神経は虫歯とは全く違った経過をとります。
神経の治療が必要なのか?は、定期的に変化を追っていくことが大切なんです。
特に子供さん、根っこが出来ていない小学生では。