開口障害

筋肉が痙攣して、口が開きにくくなる事です。
麻酔方法によっては、口が開きにくくなる事があります。
下歯槽神経への伝達麻酔や上の奥歯への麻酔時です。
ハリが筋肉を傷付けたり、血管に当たって内出血したためです。
麻酔液を押し出す前に引いて吸い込むと血管に入っていないかが分かります。
急性期には筋肉の痙攣し口が開かなくなり、慢性化してしまう可能性があります。
予防には深く入れない、下歯槽神経へ何度も行わない事です。
起こってしまった際には、温める、痛み止め、抗生物質や筋弛緩剤を飲んでもらいます。
慢性化した開口障害では、時には外科手術が行われることもあります。