全身、身体の病気

病気の経験、持病について良く、詳しく聞いておくのは大切です。
麻酔に伴う身体への問題には、麻酔液自体にと血管収縮剤へによるものがある。
起こり得る事としては、血管内への注射、量の多過ぎ、急速な吸収があげられる。

血管内へ誤って入ってしまった時には毒となります。
その量、その部位、血管収縮剤が入っているか(入っていると麻酔薬の排出が遅くなる)、その成分によります。
主に中枢神経系と心臓の筋肉へ毒性を生じます。

含まれている血管収縮剤も全身への影響があり得ます。
しかしこの点は論争が続いています。
歯科での手術のために麻酔をすると、上の血圧と脈拍が高くなるという研究があります。
特に中高年者で、血圧上昇が大きくなります。

下歯槽神経、下顎の大元の神経への伝達麻酔や骨の中への注射法では
少しの血管収縮剤によっても心筋の血流が減ることが有り得ます。
2つの研究で歯根膜へと骨の中への麻酔では、その薬液の量によって心筋の虚血が起こると。
他の研究では麻酔後の血圧と脈拍が上がるのは臨床的には問題ないとも。

論争はありますが、血管収縮剤、エピネフリンの量が多くなって心臓への負荷が増えるのは避けるべきです。
ゆっくりと注射する事で防げます。
もし局所麻酔が効かないのであれば、
我慢ではなくて原因を探り他の選択肢を検討すべきです。