治療での事故
外科的な歯内療法の適応症には、
レッジ、本来の方向でないとこへ段差ができて進まないもの、穿孔、誤って開いた穴、 折れた器具、根管充填が短過ぎるの、多すぎるものなどが挙げられる。
これらの問題は、外科しなくても治療できるものも多いです。

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端っこに写ってる右上の2番、側切歯、
押すたり、たたくと痛い。
根っこの先の真っ白く見えてるのは、折れてる器具ですね。
真ん中のレントゲンで、この器具を取らずに、脇道が作れて尖端までキレイに出来たそうです。
で、右が治療後で、取れなくても痛みが消えれば良いので。

これらの問題を十分な知識と技術もなく、闇雲に外科治療を行うと更に失敗を上塗りするかもしれません。
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真ん中の前歯、1番はぶつけて神経に治療して、治んなくて外科手術を受けたそうです。
短いですね。
で隣の2番も神経の反応が無かったので、神経を取ったそうですが、
真っ直ぐの方へ誤って削ってしまい、外科治療をして欲しいと紹介されました。
普通に再根管治療をして、16年後に何ら問題ないのが右下です。
何でもトラブル症例には、外科すれば良いとは言えないって事ですね、