噛み合わせにも注意が必要です。
アゴを横や前に動かした時に当たると、歯を傾けたり揺すぶる力となります。
犬歯が横で当たってガイド役となって、奥歯が当たらないのが負担が少ないです。
でもその犬歯を根管治療して被せる際には、
奥歯も一緒になって当たらせる、グループで ガイドを与える方法も考えられます。
前後に隣の歯があるって事も、咬む力を負担するのに有効です。

時には条件が悪くて長持ちしそうない歯を被せないとならない時もあります。
例えば血が止まりにくい病気、骨粗鬆症の強い薬を使われていたり、顔や喉に放射線治療を受けた方など、歯を抜けない方です。
その被せ物は咬むためというより、バイ菌が入って来ない事や歯が折れないためです。

診断と治療計画に誤りが見つかった時に、多くの事は出来ませんが
しかし分かった時には、新たに総合的に診査し治療計画を立て直さなければなりません。
早ければ早いほど良いです。
それぞれの専門医間で心配な点などを共有し、お互いの意見交換しコミュニケーションを取り合って対応していきます。