根管をキレイにした後に、完璧にフタをするのが根管充填なんですが。
完璧に三次元的にピッタリ根充しようと、いろんな材料が開発され続けています。

超高名なグロスマン先生が理想として、
小さく縮まない、水を通さず、歯にくっ付く 、変色させない、使う時には簡単に消毒できて、細菌のエサにならず、刺激性が無いうえに根っこの治りを促進する、詰めやすくて取り除き易くて、でレントゲンに写るもの。

これに最も近いのが、ガッタパーチャです。
いろんな材料が試されましたが、結局はガッタパーチャが最も長く広く使われています。
その良い所は
生体親和性があって、チョットだけ抗菌性も、レントゲンで白く見えて、変形せず、使い易くて、いざとなった時には削り取り易い？です。

でも、
ガッタパーチャは歯にくっ付きません。
ので、
シーラーって呼ぶセメントを周りに付けます。
熱を加えると1〜2％も縮みますので、小さくなって隙間ができます。
ので、
色々と他も考えられてきました。
レジロンってポリエステルの材料は期待の新人でしたが、
似たようなもの、みんな、治療結果が悪くて退場となりました。
レジロンで詰めた後、ひどく腫れたりする事多く見られたそうです。
また、治療後に根っこにカゲができた歯が多かったそうです。