先まで器具が届かなくなり、
つまったのかも?と思った時、
先ずはその原因を探ります。
レントゲンで器具が折れていなければ、
レッジ、段差がついてしまったか?削りカスが詰まっているのかも?
そんな時には、
ファイルの先端を曲げて 、慎重に探していきます。

IMG_0162真っ直ぐにそれてしまった道を、コシのある曲げたファイルで探すんですが、、
なかなかです。
もし正しい道に戻ったなら、
抜かずにそこで何度も上下運動をして、
正しい道を逃さないようにします。

段差がついた時は硬く進まない感じ。
削りカスの時は少しは進むような感じがして、ゴムみたいな感じがします。
両方ともが起こっている事もあります。

どっちも
細くてコシのあるファイルの尖端を曲げて探します。
根元に付いてるストッパーに曲げた印を向けておいて、
段差の反対方向に向けて探します。
例えば下の大臼歯、手前の根っ子であれば、
遠心で真ん中方向に曲げます。
神経がそっちへ曲がっているのが、ほとんどだからです。
ファイルの曲がりを調整して、やさしくいろんな向きや位置で試してみます。
更につめちゃわないように、よく洗いながら行います。