歯科医は器具が根っこの先に届かなくなった事で
削りカスがつまった?段差ができた ?のかもと失敗に気づきます。
またはレントゲンで変な方向に進み穴が開いてる?器具が折れてる?と知るのです。
検診の時にレントゲンで明らかになる事もあります。

器具が折れた時には
レントゲンで写ってきますし、器具が短くなって変形するので分かります。
あるいは急に先に進まなくなって、折れた事に気づく時もあります。

段差や削りカスのつまりでは、薬が短くしか入っていないのにビックリして
始めて気づくことも。
神経が生きていた歯では、先まで細菌が感染してはいませんので
大きな問題にはなりません。
しかし真ん中位にしか届いていないとなると、
治らない?治療結果が悪くなるかもしれません。

IMG_0161
左は曲がった所で段差、引っかかりができて
先に進まなくなった状態です。
一旦、こうなると
これを乗り越えるのは至難の業です。
右は半分しか届いてませんね。
真っ直ぐに硬い器具で無理に進めると
こうなりがちです。
でもこの歯では神経の管が見えない、細くて、曲がりも大きくて難しい歯ですね。

こうなると
もし痛みや腫れが続くならば、
外科的な治療が必要になる事もあります。