アクセスの続き

そんな時には、根管治療を始める前に3つの正しいを確かめます。 
正しい患者か?正しい歯か?正しい治療法か?
それによって間違った治療を防げるんです。

アクセス、入り口を開けた後に神経の形が見えるだけでなく、十分な歯が残っていなければなりません。
ほとんどの場合には問題は起きないのですが、
穿孔、穴が開いてしまうと治療結果がガクンと悪くなってしまいます。

穿孔、穴は奥歯の根っこの分かれ目、神経の部屋の床部分で
あるいは横方向へずれてしまって起こります。
アクセスが難しい歯、
例えば神経が石灰化してすごく小さくなっている時、
口が少ししか開かない方、
あるいは被せてある歯のまま治療する時です。
最近の研究によると、
歯科医の経験、歯の種類や形が関係していると。

まず削り始める前に十分に予測して考える事です。
診断とともに、その歯の治療の難しさを検討しておくべきです。
CBCTも必要となるかもしれませんね。