入り口を削る際におこすミスの1番の原因は、
考え違いなんです。

⚫︎間違え その1
アクセスキャビティ、入り口の目標は根っこの神経を見つけること?
入り口を削るのは、根っこの神経を見つけるんじゃなくて、
歯髄腔、神経の頭の部分を見つけることです。 

⚫︎ その2
根管、根っこの神経を探すには、高速回転の器具が良い?
探針、細い針みたいなの、低速の器具、超音波で探すべきです。 
削れ過ぎたら大変です。

⚫︎ その3
入口の削り方、形はその歯の種類によって決まる? 
アクセスの形は歯の種類というよりも、歯髄腔、頭の神経によって決まる。
例えば上の第二大臼歯、7番で
神経が2本の時、
いつもの三角形でなくて、楕円形になります。

⚫︎ その4
入り口の位置は前歯は裏側、奥歯は噛む所って決まってる?
すっごくすり減ってたり、ベロ側にたおれてたりすれば、ホッペ側から削る方が良いこともあります。