歯髄再生療法には、何通りかの方法があります。
再生療法って呼ばれていますが、
本当の意味で歯髄、歯の神経が再生、元通りに治るんではありません。
なので、違った名前で呼ぶ先生もいます。 
再生活化、再血管化 とか、再成熟化。
どれも正確な呼び名とは言えんません。
なので、歯髄再生療法は歯髄象牙質複合体の働きを治そうとする全ての治療法を言います。
歯の中身の部分の神経と硬い部分の象牙質を何か人工物、詰め物で治そうとするんでなく 、
体の自分の組織、材料を導いて治してやろうって方法です。 
いわゆる元通りに戻りました！ってのは、まだ難しいんです。

ここはトピックで、ちょっと専門的になっちゃうんですが。






















前回のアペキシフィケーションだと
先端が閉じて、薬を詰められるようになるんですが、
根が短くて、薄くて、折れやすいんです。

でも再生療法では、
根っこが成長して、長く、厚くなることが期待できます。
これは必ず起こるのではありません。
できたら良いなぁってとこです。
できるかも！って方法です。
左上から右下へが経過です。
若い子供で、多くは突然起こったケガによって、 
歯の成長が止まってしまうのって大問題です。