レントゲン線が歯とフィルムに垂直に、真っすぐに向ける

理想的には歯とレセプター、フィルムと垂直に当たるようにレントゲンのカメラを位置付けます。
でないと、歯の長さが長くなったり、短く見えたりします。
垂直に撮ると解剖学的な形が正確に、変形しません。

レントゲン撮影の原則

⚫︎レントゲンの発生源、光源はなるべく小さく
⚫︎その光源と撮影物、歯との距離はできるだけ長く
⚫︎撮影対象、歯とフィルムは近くに
⚫︎フィルムと歯を平行にする
⚫︎レントゲン線が歯と垂直に当たるようにする

専用のフォルダーを使うと平行法で撮影し易いです。
でも口の中が小さくて、痛くて使えない時もあります。

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口の中にフィルムを入れて撮るので口内法で
上の2枚は平行法、
下のは咬んだ所を上下の歯を一緒に撮る咬翼法です。
咬むためにフィルムに羽みたいなものを付けて撮るので。
咬翼法は歯の間がよく見えるので、歯の間の虫歯や詰め物の隙間、神経との距離などを見るのに良いんです。
上の2枚は少し向きを左右に変えてあって、神経や根っこの本数や形を見るのに良いでしょう。