歯周ポケット検査

プロービングって呼んでます。
歯周ポケット検査は大切です。 
歯周病だけでなくて、根っこの先の病気でも似た様になります。
ポケット検査が見分けるのに重要になります。
歯周病からなのか?根っこの病気?あるいは両方が重なっていることもあるんです。

根っこの病気から

根っこの病気から歯のまわり、歯周組織が壊れている時は、その歯の神経は死んでいるはずです。
ある一ヶ所だけに、深くて狭い歯周ポケットがあることが多いんです。
これは歯周病からではないので、神経をキレイにしてフタをすれば元通りになります。
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左上のレントゲンで、
白く見えてるのが被せ物で、
下に根っこが2本に分かれてますよね。
これは右下の第一大臼歯、6番、6才臼歯です。
で、根っこの周りにかすんだような?編み目状のネズミ色の所が骨です。
歯ぐきの下には骨があって、歯と骨がつながっているからグラグラせずに咬めるんですね。
でも6番の根っこのまわりが黒いでしょう!
骨が溶けて、骨がなくなっているんです。
で歯ぐきにあった?ロウコウ、膿の出口からゴムのポイントを差し込んで撮ったレントゲンです。
真ん中の見えるヒモみたいのがそのポイントです。
膿の出所、大元につながるはずなんで、手前の根っこの先に向かってますね。
根っこの中に黒く見える線が神経なんで、黒いままだから削られていないってこと。
神経の取ってない歯ってこと。
で、右上が根っこの中に白い薬が入って、根管治療がされたばかりの時。
ピッタリと先まで入っていますね。
で、下が3年後で根っこの先の黒い所が元通りです。
でも、上の方には少し骨が下がって、元に戻っていない部分もありますね。
戻らなかった分は、歯周病によって骨が溶けた分です。

一番下のレントゲンは、根っこをぐるっと囲むように黒いでしょう。
こんなのをJ字の様な影は、歯が割れてヒビが入った時によく見られるんです。