この歯では、
CTから分かることは?
歯の真ん中にある黒い部分が、歯の神経です。
溶けたカゲと神経がくっ付いていません。
この歯では詰めるだけの残った歯、象牙質が十分に残っていそうです。
病気、カゲの正確な位置が分かります。
骨との位置も良く分かります。
歯頸部外部吸収の原因は?
良く分かっていません。
象牙質、歯の中味をカバーしている表面の薄いセメント質が、根っこが溶けてしまうのを防いでいると考えられています。
そのセメント質のカバーがないと、骨によって根っこが食べられてしまうのです。
骨って古い骨を食べて、溶かして、新しい骨を作る、代謝、入れ代わりを常にしています。
が、歯は基本的に追加はしますが、溶けたり新しく作ったりしません。
矯正治療、歯の中からの漂白、歯周病の治療などがその理由が考えられます。
歯の治療が原因と思われるものがあります。
歯周炎の細菌による歯周ポケット内からの刺激が原因では?という意見はまだ分かっていません。
歯頸部外部吸収の関係すること
●ケガ
●歯の中からの漂白
●矯正
●歯周病の治療
●外科手術
●その他に
歯ぎしり、生まれながらの病気、歯の治療、全身の病気から
歯頸部外部吸収の治療目的
●吸収を止める。
●根っこの傷を治す。
●見た目を良くする、ピンク色に見えるので。
●これ以上溶けないようにする。