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診断と治療計画

診断は?

歯頸部、歯の頭と根っこの継ぎ目、首のとこ
外部、外側から溶けてる、吸収です。

なんでレントゲンを2枚、撮ったんですか?

歯が溶ける時には、神経の方から溶ける内部吸収と
根っこの外側から溶け外部吸収があります。
1枚のレントゲンだけでは、どっちなのか?難しいんです。
2枚、方向を変えて撮ることで、見分けられるんです。

●根管、神経の管がハッキリと見えているか?
●カゲがどっち方向に動いたか。

内部吸収、神経が内側から歯を溶かしている時には、
神経の境目、神経がカゲと重なっていてよく分かりません。
内部吸収は神経の管が広がってカゲができているので、一緒になっているんです。
でも外部吸収では根っこが解けているだけで、神経とはくっ付いていません。
すごく進行するまでは、神経と溶けてるカゲは別々で一緒になっていません。
なので外部吸収では神経の管、根管の線、境目が見えるんです。


角度と変えて斜めから撮ると、その前後の位置関係が動いて見えます。
外部吸収では神経とは別個にカゲが外側の離れた所にあるので、場所が動いて見えます。
内部吸収では一緒にくっ付いているので、あまり変わりません。
離れている外部吸収でその位置が神経の前にあるのか?後にあるのか?を見分ける方法にSLOBのルールがあります。
ベロ側、レントゲンのフィルムに近い物はカメラと同じ方向に動く、
ホッペタ側、フィルムから離れた物は反対方向に動くってものです。

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