目的

この歯の治療を通して、
根管治療した歯にポスト、根っこに刺したピンを使う場合について学びます。 
で、その成功に関係する事にも詳しくなります。

最初に

37才の男性、
右の前歯が時々痛む。

主訴

右上の2番、側切歯の歯ぐきを押すと時々痛い。
何もしなくても痛むことや、咬んだ時に痛い時もある。

内科的な病気

特にない。

歯科の病歴

5年前にぶつけた歯だった。
その時に神経を取って、被せた。

診査結果

2番はメタボン、セラミックの被せ物が入っていた。
ピッタリして、患者さんはこの被せ物えお気に入っていた。
でもかみ合わせの調整によって、裏側に削って中の金属が見えている所があった。
グラグラしたり、たたいて痛む歯はなかった。
でも2番の根元の歯ぐきを押すと痛がった。
3ミリ以上の深い歯周ポケットはない。

レントゲンから分かるのは?
 
●根っこの先の歯根膜腔、黒く見える骨とのスキマ、歯と骨とをつなぐ靭帯が細い黒い線で見えるのが、悪くなると黒い部分が広がって見えます。
●根っこの中の白いのが、詰めたクスリで、隙間は無いんだけど、短いですね。

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