薬液が漏れ出す危険が高いのは?どんな時

次亜塩素酸ナトリウムの事故起きる危険が高いのは、こんな時です。

歯の状態
●神経の出口が吸収してたり、削り過ぎて大きくなっている時
● 間違って穴を開けちゃった時
●吸収して穴ができている時
●上の奥歯
●根っこの先に病気がある歯

歯医者の原因
●診断がプア、、、甘い
●削り過ぎなどのミス
●洗う時に強く押しすぎる
●洗う針が歯の壁に食い込んで

器具の問題
●洗浄の針の先が横穴でない
●洗浄の針に入れる長さを考えていない
●太い針では食い込み易い
●濃い薬液ほど出ると、被害がひどくなる

根っこの先が開いている歯では、起こり易いです。
根っこが完成していない若い人の歯、吸収している歯、あるいは以前の治療で太く削られている歯では要注意です。
間違って開けちゃった穴、あるいは病気によって溶けて開いた穴も危険です。
治療前に良くレントゲンを調べておくべきです。
根っこの長さを測る電気的根管長測定器が、穿孔、途中で穴が開いている時は有効です。
変に短い所で根っこの先だよ!って、ブザーが鳴ります。
もし穴が開いているなら、クロロヘキシジンのなどの方が安心です。
正確に長さを確認することに加えて、太く削り過ぎないようにします。

洗う時には、力を入れ過ぎないこと。
親指でなく人差し指で押す様にします。
壁に食い込まないように、休み休み押します。
上下にゆっくりと動かしながら、洗います。

洗浄の針の太さは、根管の太さに楽に合うようにします。
27ゲージの物が良く使われていますが、もっと細い物もあります。
その先に穴が開いた物でなく、横に穴の出口が開いた物が安心です。
根っこの先近くに使う時には、長さを測って使います。
ゴムのストッパーが便利ですが、あるいはその位置まで曲げて使うこともできます。