29E3ADA7-8955-42E5-BEE1-B67E04F1BF93診断と治療計画

診断は虫歯による可逆性歯髄炎です。
可逆性は元通りに戻れそうな状態。
歯髄は歯の神経で、その炎症なんで歯髄炎です。
でも本当に元に戻れるのか?なんて最初から分かりませんが?

麻酔をして、前の詰め物を外して虫歯を削って歯の状態を確認します。
神経が出なくて大丈夫そうならば、直接にプラスチックか銀を詰めます。
もし神経が出ちゃった時には、詰める前にその治療が必要です。

もし神経が出ちゃった時には?どうするの?

●放っておく。
●薬を置く覆髄、あるいは神経を一部取ってから薬を置く断髄。
●神経を全部取る、抜髄して根管治療。
●抜いちゃう。

生きている、健康と思われる神経が出ちゃった時には、直接覆髄か断髄か全部取っちゃう抜髄の方法があります。
神経を取るのか、取らないのか?どこまで取らないのか?です。
直接覆髄は出た神経を守るために薬でカバーします。
断髄は出て神経を一部分だけ取ってから、薬を置きます。
断髄には歯頸部断髄、歯の頭の神経を取って、根っこの神経だけを残す方法と、
部分断髄、表面の一層、2〜3ミリだけ神経を取る方法があります。

どこまでが炎症があって、どこからが健康なのか?それが問題なんです。