神経が出ちゃった時に、神経をそのままに薬を置く方法です。

目的

この歯の治療を通して、
根っこが完成している歯で神経が出ちゃった時に、神経が残せるのはどんな時かを学びます。

最初に

19才の男性、右上の第二大臼歯がかけて、冷たいものがしみる。

主訴

右上の7番が時々冷たいのがしみる。

内科的な病歴

特に無い

歯科の病歴

3週間前にかけるまでは何ともなかった。
かけてから、冷たい飲み物が5〜10秒ほどしみる。
ヅキヅキしたり、かんで痛んだりはしない。
4年前にアマルガム、銀の詰め物をしていた。

診査結果

顔の外側には異常無し。
奥歯にはある程度、治療がされていた。
歯ブラシは良好。

右上の7番は手前側にかけて銀が詰めてあり、後ろ側に虫歯の穴が開いていた。
たたいたり、押しても痛くはない。
歯ぐきにも問題はなく、下の奥歯としっかりとかみ合っていた。
電気刺激には正常に反応したけど、温度刺激には知覚過敏を示した。

レントゲンから分かることは?

●噛む面と手前側に白く写る詰め物が入っている。
●後側には黒く見える穴がある。
●根っこの先には、黒くはない。
●周りの骨もいい感じ。

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