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普通のレントゲンとCTを撮りました。
上のレントゲンから、右上の1番の根っこの周りに見える黒い細いスジ、歯根膜、歯と骨の間にある靭帯が広がっていた。
さほど酷そうではない。
他の歯には異常はない。
しかしCTで見ると、上の絵が輪切りにされた上顎を上から見た絵。
右下は横から覗いた絵で、左は正面からハムみたいに切り取って見た絵です。
歯冠部、歯の頭がベロ側、内側にずれていて、根っこは頬側に回転しています。
歯自体が下へ伸び出ています。
ヒビは入ってはいないようです。
内側に押し込まれているせいで、食い込んで動かなくなっているんですね。
たたくと高い音がします。



側方脱臼のレントゲンの特徴、横にずれた歯です。

●ずれた反対側の歯根膜腔、歯の周りの黒いフチが広がっている。
●普通のレントゲンではよく分かんない。
●CTでは3次元的な立体像が見られて、動いた範囲、方向、その種類や骨折も見られます。