954E20A3-0C16-4CAE-B575-5A5809A305CB 1枚目の絵が振盪の図です。
前からぶつけて、歯根膜、歯と骨の間にある靭帯に腫れと出血があります。







B1962856-B076-428F-AD3C-807AE0E5D2D3 2枚目が亜脱臼です。
もう少し強くぶつけると、靭帯が切れて少しグラつくようになります。



考察

振盪と亜脱臼のはでは、治り具合は良いです。
ほとんどで問題なく治ってくれます。
滅多にないんですが、神経が死んだり、歯が溶け出したりしないかを定期的に観察する必要があります。
神経がだんだんと小さくなってしまう事があります。
歯科医は後になって根管治療が必要になった時に、難しくなっちゃうなと心配します。
神経が小さくなって、その後に神経が死んで 根っこの先に病気ができて根管治療が必要となる事は本当に少ないんです。
また、そうなっても顕微鏡を使えば根管治療も可能でしょう。
経験豊富な歯内療法専門医であれば、そのような難しい根管治療にも対応できます。