膿があるのと、無いので何が違うの?

神経が感染して死んじゃうと、根っこの周りの組織は歯根肉芽種、あるいは根尖膿瘍を作ります。
肉芽種、炎症性の細胞が集まって細菌の毒素と戦うお肉みたいな組織なので肉芽種。
戦い敗れて白血球が死んだのが膿で、その膿がたまったのが膿瘍、膿の塊みたいな感じ。
慢性根尖性歯周炎では侵入して来た細菌が、体の防御力によって徐々に根管、根っこの方へと進んでくる。
根管内の細菌の毒素や副産物、死んだ神経のカスなどが 、周囲に染み出て根尖に炎症が広がっていきます。

膿を持った慢性根尖性歯周炎では、細菌が根管内と根っこの外にも見つかる事もある。
根っこの病気はダイナミックに変化してゆきます。
組織内には膿ができ、瘻孔から口の方へ時々出ていきます。 

膿が有っても、どちらも非外科的な根管治療で治ります。
その感染源は根管内に有るからです。
根管内を消毒し、封鎖したならば、膿瘍にいる外の細菌は体の免疫系によって除去されるでしょう。
ですので、一般的には外科処置は必要ないのです。

治療法には?

●何もしない。
●左下の5と6番の根管治療。
●両方とも抜いちゃう。

患者さんは自分の歯を残したかったので、根管治療を選んだ。
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