2C4B8F4C-D7BE-4125-B390-66B743F7B6A8 クラウンダウン法の利点

クラウン、歯の頭の部分、上の方から太くしていき、徐々に根っこの方向へと進めていく削り方です。

大きなサイズから徐々に細いファイルにしていきます。
前に使ったサイズよりも少しずつ小さいサイズに換えていくと、少しずつ先へと進んでいきます。

●クラウン部分の感染した部分から大きく除去できる。
●入り口部分の邪魔になる所を先に取り除ける。
●早い時期に根っこの方向に洗浄液を届かせられる。
● 根っこの方向に削りカスを押し込み難い。
●手指の感覚が伝わり易い。
●速くて簡単。
●作業する長さをコントロールし易い。


機械的な面

ニッケルチタン製ファイルは回転切削中にネジレ応力と繰り返しの曲がり力がかかります。
最も重要な点はトルク値の設定です。
各器具に適正な値が決められています。
器具の先端が歯に食い込むと先端が折れてしまいます。
クラウンダウン法では太くサイズの器具が上の入り口部分から削れてくるので、先端の細い部分はフリーになっているので、ロックし難いのです。
ロックさせないように回転させながら出し入れし、押し込むような力をかけてはいけません。

生物学的な面

どの様な方法を用いても無菌状態にする事はできません。
なので薬液による洗浄が根管の消毒には大切なのです。
クラウンダウン法では薬液を早期に根っこの方向に届かせるので、消毒効果を高めるのです。