症状の問診

この様な診断が難しい患者さんには、経過を完全に聞き取る事が一番です。
まだ質問していない大切な点がいくつかあります。

この症例で聞くべき事は?

●このケガは単に事故だったのか?それとも何かの病気が原因なのか?失神なのか?神経の病気が有るのか?
治療の効果に関わり、慢性痛になり得る医学的な問題が有るのかを明らかにすべきです。

●もし単なる事故であったとして、どの程度のケガをしたのか?

●歯のケガ以外に、周囲の軟組織にはどの程度のケガを負ったのか?

●アゴの骨に骨折は有ったのか?意識は有ったのか?

●ケガの後に知覚や運動機能の変化が有ったのか? 

詳しく患者さんの話を聞く事で 、症状のある場所のケガの程度を知る事が出来ます。
口や顔にひどい怪我を負っているならば,神経自体が原因の痛みが疑われます。
顏、口以外の場所の病歴によっても他に神経原性疼痛が有るのかどうかが分かります。
飲んでいる薬、例えば頭痛、腰痛、てんかんなどの薬によって、症状が隠されている可能性もあります。