治療

片頭痛の治療は他の頭痛と同じ様に、薬物療法とそれ以外があります。
頭痛の治療には、生活習慣の改善が必要となります。
食事、例えばカフェイン等の刺激物を減らす、ストレスの対処、リラクゼーション、睡眠の改善、有酸素運動、痛み止めの使用を減らす。
薬物療法は頭痛の発作の頻度等、多くの因子に寄ります。
一週間毎、あるいはそれよりも頻繁に起こるのであれば、毎日、予防薬を飲むべきでしょう。
薬は痛みが完全に、あるいは殆ど無くなるまで、数ヶ月間飲み続けます。
頭痛の頻度が少なく、無症状の期間が長い人では、緊急時用に薬を使用するのも良いでしょう。

考察

口、顔の痛みの鑑別診断は最初は戸惑うかもしれません。
しかしよくある疾患は3つです。
神経血管性の痛み(頭痛)、筋肉骨格性、神経源性の痛みです。
歯科医はこの様な疾患の治療ができる必要はありませんが、正しい診断が下せる十分な知識が望まれます。
診断には病気の経過だけが有効な事もあり、正しく質問できるかにかかっています。
歯の神経の痛みと顎顔面痛は全く違うとは考えるべきではありません。
診断を誤れば、不必要な治療をして、隠れていた痛みの病気を悪化させてしまうかもしれません。