水酸化カルシウムなどの抗菌薬を詰める時の仮フタが大切なんです。
どんな薬を詰めても、フタがピッタリしていなければ全く効果がありません。
わずかな隙間であっても、細菌が根管内に入り込んで次回の約束までには繁殖してしまいます。
2週間後に患者さんは、再来院した。
何も症状はなく、右下の1番のポケットもなくなっていた。
もう2回、水酸化カルシウムを貼薬してレントゲンで治り具合を確認した。
左から2ヶ月後、4ヶ月後、6ヶ月後です。
黒い病変が小さくなっていますね。
6ヶ月後に最終的な薬を詰めた。
1年後のレントゲンでは、完璧に治っていた。