糖尿病の方には、いつも抗生物質が必要ですか?

糖尿病の患者さんの根管治療で、抗生物質を飲んでも予後には関係ありません。

歯科の既往歴

この患者さんはずっと定期的に歯科医院に通っていたが、この3年間は途絶えていた。
数年前に下の奥歯を根管治療していた。

診査結果

顔の外側を診査すると、アゴの下のリンパ節が腫れていて、触れると少し痛みがあった。

顔の表面、外側を調べるの、なぜですか?
リンパ節が腫れる理由はなんですか?

歯の神経の病気を疑った時には、いつも顔の表面の診査をするべきです。
時には瘻孔、膿の出口が皮膚にできている事もあり、皮膚炎と誤診され易いです。
顔の診査によって、リンパ節が腫れ、触れると痛む 事を見つける事もあります。
それによって、炎症が有ると分かります。

口の中を診査すると、親知らず以外の歯は全てそろっていました。
歯ブラシの状態もおおむね良好でしたが、下の前歯に少し歯垢が見られた。

歯の神経の病気を疑った時に行う検査は?

上下の前歯を良く調べます。
診査項目は電気の刺激検査、冷たい物をくっ付ける検査、触れたりたたいて痛くないか?グラグラしていないか?噛み合わせ、歯周ポケット検査です。
それに虫歯の有無、詰め物の状態、ヒビやかけていないかも調べます。
歯の表面がかけたり、すり減ったり、溶けたりしていないか?

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 下の前歯のレントゲンです。
患者さんと向き合った方向で見るのがルールなので、
多分、内科医が患者さんを診察する姿勢と同じにするのでしょう。
右の端っこの見える歯が、患者さんの左の2番目の前歯です。
根っこの先が真っ黒です。
歯の周囲にはアゴの骨があるはずなので、レントゲンでは白く写ります。
黒いのは、骨が溶けていることを意味します。
右の1番、真ん中の歯は根っこの先だけでなく、横側が上の部分にまでつながって真っ黒です。
歯槽膿漏では、上の方から骨が溶けてきます。
右の1番は上も下も無くなっていますね。