なぜ、歯を失うのか?
口の健康の目標は歯を残す事ですので、これは論理的な疑問点です。
半世紀前、子供の時期は特に虫歯になり易いと一般的に考えられていました。
大人になると虫歯の本数はずっとすくなって、
更に年をとって歯ぐきがやせて根っこが出てくるとまた虫歯になり易くなると。

これは正しくはありません。
当時の口の状態から、このような誤った考えが広まったのです。
その頃は歯磨きは歯についた着色を取る目的に行うものでした。
残念ながら子供達は食事の合間に頻繁に砂糖たっぷりのお菓子を食べて、沢山の細菌の汚れが付着しているような状況でした。
現在の知識があれば、このような子供達が虫歯になるリスクが高くなる事は想像できるでしょう。
北ヨーロッパでも同様で、当時の子供達は12〜14才までに多くの歯を抜かれていました。
デンマークの西海岸の貧困地域では14才の女の子が全部の歯を抜いて、総入れ歯を入れてもらうのが一般的でした。

ビックリ

一度に問題は解決すると考えれていました。
大都市以外には歯科医はほとんどいなくて、虫歯に対応しきれていませんでした。
歯科医は削ってアマルガムを詰める事に多くの時間を費やしていた時代でした。
ほとんどの成人は一本以上の歯を抜いていて、残っている歯のほとんどの面も詰められていました。
なので18才以上の大人は新しい虫歯ができるリスクが少なかった、みんな詰め物をされている歯なので。

もちろん詰め物のフチから新たな虫歯も起こりました。
不幸なことに歯科医はこれは治療が失敗したんだと考え、方法や材料が良くないから虫歯が再発したんだと思っていました。
長い間、再発した虫歯は最初にできる虫歯とは違ったものと考えられていました。

8B3051EC-607C-457C-8E72-C8FA480739E8