薬材の効果の続き

洗浄液の続き

2%クロロヘキシジン も根管内の細菌に有効です。
クリニカや軟膏などにも入ってます。
この薬は作用時間長くて、数日から数週間も続きます。
しかし残った組織を溶かす作用は有りません。
次亜塩素酸ナトリウムと混ざると、コロイド状の毒物ができてしまいます。

根管貼薬根管充填の成功率を高めるために細菌数を減少させるように、次回の予約までの間に水酸化カルシウムを詰めておきます。
感染した根管ではいつも貼薬しますが、生きている神経の場合でも一回で充填するのに十分な時間が足りなかった時には貼薬します。
水酸化カルシウムの粉を生理食塩水やクロロヘキシジンと混ぜて、歯磨き粉状のペーストにねります。
作業長の2ミリまでに届くように、送り込みます。
使いやすいように、既成のペーストも売られています。

2ACE1C25-73FA-4035-8C3D-852B6B3A0D3B









これは2005年に出された教科書ですので、現在の研究結果とは食い違っています。
水酸化カルシウムをクロロヘキシジンと練っても、抗菌作用に有意な差はありません。
また水酸化カルシウムの貼薬に関しても、一般的に使うべきではないとも。

新しい本では、

近年の最も信頼できる証拠では、
適切な器具操作と次亜塩素酸ナトリウムによる洗浄によって細菌数は劇的に減少できる。
しかしその後に水酸化カルシウムを貼薬しても、有意な減少は認められません。
更に水酸化カルシウムを取り除くことは非常に難しく、残ったものが根管充填を妨げてしまいます。
ですので、水酸化カルシウムの貼薬を日常的に行う正当性は認めれれない。