触診でも歯根膜の炎症状態を診査できます。
でも根っこの先の頬側の部分だけしか調べられないので、限られた情報となりますが。
他の方向の状態を見逃してしまう可能性があります。
触診で痛みが有れば、神経は死んでいます。
根っこの先を表面から触れて痛みを感じるには、頬側の骨に明らかな炎症が起きていないとならないのです。 
しかし、まれに生きた歯髄が知覚過敏を起こしている事があります
その時には不可逆性歯髄炎を意味しています。

レントゲン検査

レントゲンの所見を後の方にしたのは、意味があります。
レントゲンは2次元の白黒写真で、その情報は限られています。
歯科医は診断をあまりにもレントゲンに頼り過ぎています。

歯髄が死んで、根尖性歯周炎があればおそらくは根っこの先にカゲが出来ているかもしれません。
しかし、いつもカゲがあるとは限りません。
可逆性歯髄炎では根っこの先にカゲはできません。
不可逆性歯髄炎では根っこの先を被う白く見える骨の部分、白線が広がっているかもしれません。
でも、いつもではありません。

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左の真ん中の歯では、根っこの先が黒く抜けて見えますよね。
右の写真では詰め物が白く見えていて、黒く見える歯髄に近いですね。
根っこの先の骨の部分が白く見えますね。
硬化性骨炎かもしれません。
本では可逆性歯髄炎の歯だそうです。