この原因は?
例えばウッカリスゴく硬い物を噛んでしまった、夜のギリギリと歯ぎしりをしたり、大きな詰め物が入っていたり、あるいは噛み合わせが悪くて邪魔していたりなどがある。
こういった事が長年に重なって起こったのかもしれない。
 
よくなる歯は?なんで?
多い順にあげると下の第二大臼歯と第一大臼歯、どの次が上の小臼歯です。
下の第二大臼歯は最も顎の関節や筋肉、咬筋に近く、最も強い力を受けるからです。
上の内側の山、咬頭は相手の下の歯からくさび状に力を受けます。
上の大臼歯の斜めに走る隆線、斜走隆線がこの力を受け止めて、割れないために重要です。

治療
入っている詰め物を全て外して、ヒビの位置を確認する。
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そしてとの様に被せるのかを計画する。
この患者さんの症状からヒビは表面的で、神経にまでは届いてはないと思われる。
まずは仮歯で様子をみる。
症状がなくなったならば、3ヶ月後に 神経が死んでいないかを調べる。
山をおおってあげ、残った歯にヒビが入らない様にする。
もし神経の痛みや根っこに病気ができたならば、根管治療が将来に必要になる事を患者さんに説明する。
この様な心配は一旦は良くなった後に時々あるのです。

ヒビが神経の近くまで進んでいたなれば、神経が悪くなる可能性が高い。
この様な場合には神経を取ってから被せる方が良いだろう。