治療後の再感染


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レントゲンから何が分かるのか?
●金属のクラウン、冠の👑被せ物
●金属のポスト、しんぼうのピンが前後に二本
●近心、手前の根のピンが内側に向き、歯が薄くなっている
●両方の根は曲がっている
●根っ子のクスリがレントゲンでの尖端よりも短い
●両方の根を取り囲むように黒い病気が見られる
●横向きに親知らずがもぐっている

治療前のレントゲンは正確な診断に必須である。
以前のレントゲンがあれば参考になる。
現在の病気が前と変わらないのか?
その時に既に根管治療されていた歯の再治療だったのか?
その時に初めての根管治療だったのか?

診断と治療計画
診断は?
慢性根尖性歯周炎で、以前の不適切な根管治療による。
前にも書いたかな?
ゆっくり進んだ、ズキズキ痛んでない、歯の根っこの先にできた炎症の病気。

治療後の病気が治りつつあるのかも?
根っ子の病気はほとんどの場合、6ヶ月から2年で治るものですが、
中には4〜5年もかかる歯もあります。
根管治療が7年以上前に行われているならば、バイキンが残っていると思われます。
原則、7年で元通りに治るのが成功の基準なんです。
厳し基準では、、、
これとインプラントの抜けていない率を比べて、抜いてインプラントの方が良いと言われていたんです。
基準が違う物を都合よく利用されてね。


最も多い原因は?
最も多いのは、以前の治療後に感染、バイキンが残って感染が続いている。
確かにスキマから新たにバイキンが侵入することもあるけども。

続く