5月13日には長い名前の場所で、長い肩書きの偉い先生のお話を聞きに行きました。
東京都立心障者口腔保険センターでの東京歯科大学オ−ラルメディシン・口腔外科講座教授 山根源之先生による「障害者、高齢者のインプラント治療」です。
歯が無くなった場合の欠損を埋める治療には、インプラントが最適なんでは?
もっと安く、広くに適応すべきではといった総合的なお話でした。
安価な研究機関でもある大学病院クラスで、日大・東京医科歯科大・日本歯科大でも1本40万程度といったお話です。
しかし、ここからが大事なんですが、
差し歯と違って体の中、ましては骨の中にくっついて一体化してしまうインプラントを選ぶ際にまずは価格が大切ですか?
十分な科学的な論文も無い、安価な物であれば何でも良いのですか?
これって数十年前のインプラントの在庫処分?
やったもの勝ちなんて、冗談のような話も聞こえます。
当医院では骨とくっつくインプラントを世界で初めて開発した医師、ブローネマルク教授の開発したシステムを使って参りました。
が、インプラントの材料費だけで50万、60万といった請求書が届くたびに、やりくりに困惑して参りました。
もしかすると日本国内での歯科材料では世界に冠たるGC インプラントに製品を変更するか、値上がりするか検討しております?
GCインプラントは小宮山 彌太郎先生が開発に深く関与されており、ブローネマルク・システムにそっくりの安心して使えるシステムです。
なるべく安価にご提供したいのですが、インプラントなら皆同じと思っては危険ですよ!
価格だけなら、ホント・ビックリするようなメーカーもございます。
もちろんリスクと隣り合わせですが?