インプラントにすれば、半永久的なんですか?
インプラントに限らず、お金が掛かる自費治療ではよくある質問です。
私はそんな時には
「それでは、この神様が作ってくれたキレイなご自分の歯が一生持つと、誰が保障できますか?
骨にくっ付く現在のインプラントがブローネマルク教授によって、患者さんに使用されてから40年以上がたちました。
長期経過の20年後では、90%程の成功率です。
残念ながら、統計的には従来の指し歯では10年以内しか持ちません。
また、指し歯では再治療が可能かどうか?は解りません。」
と答えております。
どんな治療方法にも100%の成功はあり得ません。
経過不良、失敗?なんて時にも、対処が出来る治療法が良いですよね!
現在のネジ型のインプラントでは、一般的なサイズで4mmの直径です。
万が一、経過が悪く、骨にくっ付かない時には、ビックリするくらい簡単にキレイに逆回しで取れてしまいます。
本当に、残念なんですがあっ気なく、、、キレイに取れてしまいます。
しかし、そのために傷が小さく、再治療が簡単なんです。
4mmがダメなら、5mmで再治療が可能です。
いずれにしろ3〜6ヶ月の期間、また骨とくっ付くまで待たないといけませんので、時間が掛かってしまいますが。
どんな治療法にしても、経過が悪くなり再治療が必要となる場合があり得ます。
そんな時にこそ、最少の侵襲・キズですむようなシステムが必要です。
ネジ式のインプラントは、そんな将来の変化にも容易に対応できる治療方法です。
だって規格製のネジ式なんだから、いつでも歯科医は取り外して、修理や追加ができるんです!!