
入れ歯が痛くて、痛くて、なんとかして下さい。
恨めしそうなお顔で、もう我慢できませと、、、
こんな時は、自分の力不足を痛感して、本当に申し訳ありませんが困り果ててしまいます。
歯がなくなると、歯を支えている周囲の骨や歯ぐきも年々やせ細っていきます。
本当に薄く、スケートの刃のようになってしまったり。
中には顎の神経がやせた骨から出てしまって、指で押しても痛がる方もいらっしゃります。
入れ歯はプラスチックのカタマリですから、指で押して痛いような土手では、、本当に難しいです。
やはりこんな患者さんのために、ブローネマルク先生はインプラントを開発されたのでしょう。
下顎の総入れ歯の方では、1センチも土手が残っていれば十分にインプラントを使用できます。
また、固定式の歯も可能でしょう!
もともと、ブローネマルク先生は総入れ歯の方にインプラントを開発された事をご存じない患者さんも多いのでは?
良く「もう、年だから」とか、「こんなにヒドイから」、私にはインプラントは無理ですか?という質問を受けます。
下顎の総入れ歯は、インプラントの最良の適応症なんですよ!
1回で、当日にも固定式の歯が入るなんて方法も出来てきました。
もっと、もっと良い方法がこれからも、きっと開発されてくる事でしょう。
将来的にインプラントをご希望なら、
数年しか持ちそうもないような歯は本当にヒドク悪くなる前に抜いてしまった方が良いかと思われます