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 ブローネマルク・システム・インプラントの部分入れ歯への方への使用、20年後の結果報告 、その3

 

お待たせしました?ブローネマルク・システム・インプラントのよる部分入れ歯の方への応用後20年経過報告の続きです。

 

 20年間最後まで追跡調査できたブリッジ24症例うち、10例は20年間そのまま使用されていた。

しかし、8年後と17年後の2名の方でインプラント体が折れてしまい、ブリッジを作り直さなければならなかった。

残りの12症例では機能的な問題はなかったが、平均7年後に修理・交換がされた。ブリッジを交換した理由の一つには、患者さんからの審美的な不満がある。またその多くは歯科医師側から、部分入れ歯用に作られた新しい部品への交換を勧めたためであった。

この結果は10年経過後の部分入れ歯への応用に関する他の研究論文の結果と一致している。

 

 周りの骨の吸収量が20年間でインプラントでは1.0mm、歯で0.7mmと少なく、良好に固定・機能していた事が解る。

また、2つに分かれた構造を持つ2パーツ型のインプラントでは、周りの骨の吸収が年々進行的に進んだりはしない事も示している。

更に、20年間にインプラント周囲の骨が2mm以上吸収した場所は8.5%と非常に少なく、つまり周囲の骨の大きな吸収を生じた患者さんは殆どいなかった。

ご自分の歯でも13.6%と同じような結果であった。

この結果は以前の短期間の調査結果と同様であった。

 

 20年間に通常の歯科治療の必要はそれ程多くなく、平均5本を新しく治療し、1本が新に神経の治療を、半数の方が1個の新しいブリッジを作られた。

この20年間に渡って良好な清掃状態を維持でき、インプラント治療により良好な咀嚼機能を得て、十分に噛むことができたと思われる。

一方で、1人平均で1本の歯をこの20年間で失っているが、これは以前発表された論文、例えばレオンハルトらの研究よりもかなり少ない本数となる。このしかし、レオンハルトらの研究はインプラント治療前に重度の歯槽膿漏症であった方達を対象とした物である。

 

 この研究報告は20年間だけの結果である。最初の10年間に起こる問題点については、他の論文でも報告・検証されている。

この20年間の研究では、表面を覆っているプラスチックの破損と内部部品の破損・ゆるみが多く認められた。

この原因は繰り返される噛む力によって、材料が疲労・劣化したためと思われる。

12個のブリッジが平均7年で交換されたため、もしそのまま最初のブリッジを使い続けていたならばもっと頻繁に疲労破折の問題が起こっていたと思われる。

この研究の患者さんは、当時では総入れ歯用に開発された部品やアクリル・レジン(入れ歯用のプラスチック)を使って、部分入れ歯の場所にインプラント治療を行われた初めての患者さん達である。

その後、部分入れ歯用に作られた部品を使った、陶材を金属フレームに焼き付ける(メタルボンド冠)方法に代わり、疲労破折の問題は少なくなった。

部分入れ歯への応用5年後の研究でも、同じような報告が出されている。

しかし、近年の多施設からの研究ではインプラントによるブリッジは歯によるブリッジと比べて、10年間で10%も機械的な失敗が多く認められている。

 

 インプラント周囲粘膜(インプラントでは歯ぐきとは言わない)に関する問題は、それぞれで3回生じただけである。

インプラント周囲炎が周囲の骨の吸収を生じるならば、重大な状態となりえるために過小評価はすべきではない。

しかし、先程述べたように20年間の骨吸収量はインプラントで1.0mm、歯で0.7mmであった。つまりこの患者さん達では、インプラント周囲炎は大きな問題ではなかった。

 

 60%の方がブリッジの審美性に満足していた。

その多くが奥歯の場所に応用されていたからである。

審美的な理由で12例が、新に作り直された。

総ての患者さんが20年に渡り使用されて、このインプラント治療に非常に感謝の気持ちを持たれている。

 

 部分入れ歯の患者さんへ機会仕上げのオリジナルなチタン製インプラントを使用した20年の結果、固定性の良好なブリッジの支持により何ら大きな副作用もなく良好に機能し続けていた。

 

追伸)なるべく患者さんの言葉で、訳したのですが?解りにくかったでしょうか?

私なりの解釈を付け加えさせて頂きますと、

    部分入れ歯にブローネマルク・インプラントを使用すると20年間で90%の成功率である。

    不思議な事に失敗は同じ患者さんで、起きてしまう。ある方に何本も失敗するタイプの方がいるようだ?

    20年の長期の間には材料も進歩し、交換したほうがより良い場合も出てくる。

その時にズット代わらずに、この長い期間を維持、提供できるインプラント・システムでないと、、、折角、インプラントは骨についていても、会社が無くなったり、システム自体が変更されて無くなったり?既にある話なんですよ!!

    いざ問題が生じた際にも、対処できるシステム。つまり、ネジ止め式のブリッジにしておかないとダメですね!!この論分中の問題はほとんどが上物、つまりインプラント本体ではなくブリッジに起きるようになっているブローネマルク・システムでの報告です。セメントで着けてしまってはに対処できないし、この成功率とは違った結果になるはずです。残念ながら20年の経過報告は他のメーカーからは出せないでしょうが。

    つまり結論は、ブローネマルク教授は凄いという一言です。どうしてノーベル医学賞に、せめて候補には出ないんでしょうか?こんな発明を実際に、同じ時に応用できるなんて、この時代にここにいて良かった。ついてるなぁ〜!!