CT最小侵襲治療

これはブローネマルク・システムの基本理念です。

     まずはネジ型の構造。

 今でこそ、ほとんどのインプラントがブローネマルク・システムを模倣してネジ型です。

 その以前はブレード型というちょうどスケート靴の刃のような形状が、主流でした。

 ブレード型のような引っ掛かりを持たせて、骨から取れ難い形をしたイ  ンプラントは失敗した時には大変でした。

 何しろ採り難いように出っぱている物を、骨の中に打ち込んでいるために、多くの健康な骨を削らないと取れないんです。

 悪くなって動いているのに、知恵の輪のように引っかかって出てこないような発想で作られています。

 ところが現在主流のネジ型では上手くいかなかった場合には、いとも簡単に逆回転すると取れてきます(この時ほどガッカリさせられる時はないんですが、あっけなく取れてまいります)。

 簡単に取れてくるお陰で、傷が非常に小さく済みます。

 一般的なサイズの物で、インプラント体は直径3.75mmですので、歯を抜いた後とは比べ物にならない程の小さな傷です。

     術者可撤式のネジ式構造

ブローネマルク・システムを非難する方には、ネジが緩んでくるからという声が聞かれます。

ブローネマルク・システムは根っ子に相当するインプラント本体と心棒にあたるアバットメントと歯の部分の3構造に分かれております。

それぞれの部品が強度の違う小さな2つのネジで止められております。

ネジの強度を上の部品ほど小さく、弱くしてあることにより、最も大切なインプラント本体にまで万が一にも問題が広がらないように安全機構が施されています。

つまり、もし問題が起きても、早期に簡単に対処できるように術者に教えてくれ、修理が可能となっています。

     使い捨てのドリル類

ブローネマルク・システムでは、手術に使用するドリル類はすべてその方1人だけに使用する、ディスポーザブル器具です。

インプラント手術時に注意しないといけない点の一つに、骨の火傷があります。

骨は硬く石膏模型と同じようにも見えるため、デリケートに扱わないと火傷をしてしまいまいます。

その点、ブローネマルク・システムでは一回使用の使い捨てですので、いつでも新品の削れ感で安心です。

ちなみに他社システムでは数回汎用する物が、多いようですね。

1本、数千円するタップというドリルも捨ててしまうと知ると、多くの他のシステムの先生方は驚きの声を出されます。

「そこまでしなくても?」ってね!