本当は手術室が欲しいところです。

 

オペ室残念ながら当医院には手術室がございません。

どこからが清潔域かを明確にするために、できれば手術室が欲しいものです。

開業当時、ブローネマルク・システムを取り扱っていたノーベルファルマ社の方にも、手術室がなくては、、、と断念したことがありました。

そのために現在は前日に夜から、一角の診療台を手術室に変えるために準備しております。

可能な物はすべて取り外し、壁から床までを消毒液にて拭き掃除します。

当日午前中は、その方一人しか予約を取っておりません。

隣で虫歯を削って、削りカスが飛ぶような場所では手術はできませんので!

もちろん術者、介助者、患者さんも滅菌した術着や布で覆い、できるだけ清潔な環境下にて手術は行われます。

実際に患者さんが来院されてからのこの術前の準備だけでも、30分から1時間はかかります。

初めて見ると、その仰々しさに患者さんはビックリされます。

なにも驚かせようとしているわけではありませんが、キレイな環境で、患者さんの骨と直接にチタンが触れ合うことが大切なんです。

実際の手術自体は汚い虫歯や歯石を取ったりする治療と比べて、順調に進めばですがスマートな処置と言えます。

きれいな器具できれいな骨に規格どうりの大きさの穴を開け、同じサイズのネジをきれいに埋めてくるといった操作です。

師と仰ぐ小宮山 彌太朗先生がよく話される言葉があります。

「インプラントは失ったご自分の歯を取り戻せる夢のような治療ですが、従来の歯科治療とは違う配慮が必要です。

従来の歯科治療は悪くなった部分を取り出してくる治療。

そのため原因となる悪い所を取り出せば、患者さん自身の力で治ってくれる。

しかし、インプラントは違います。

いつでも異物になりえる金属を、わざわざ傷を付けて体の中に置いてくる治療です。

従来のような歯科治療のような考え方や消毒、滅菌の感覚では行ってはなりません。」

「組織を丁寧に扱うことが、大切です。」

「生体組織は歯科医よりも賢い」

Das Beste Order Nichts?」チョッと自信がありませんので、日本語で「最善か無か」でしょうか?

と御教え頂いたような覚えがありますが、記憶力に衰えを感じる今日この頃ですが。