階段看板「患者さんが本当は知りたいこと」って何ですか?

先日のNHKスペシャル「日本のがん医療を問う2」を見て、本当に今の自分を考えさせられました。

重い番組で、涙ながらに訴える患者さんのお話になんとも言いようのない悲しい思いです。

何にも知りませんでした。

私には、日本のがん医療についてお話できるような知識はありません。

しかし、NHKでも述べられていたように「日本のがん医療を問う」ことが、構造的な矛盾を抱えた日本の医療全体を検証することにつながっていると思います。

手術成績の公表、がん登録のデータに関して、基準が曖昧であり、精度に問題があるとの医師側からの意見に

患者さんから「出されたデータが不正確だとか、問題があるとかは患者サイドが判断すれば良い。とにかく情報を下さい。まずは情報を開示してくれないと始まらない、、?」

確か、このような訴えだったと思うのですが?

当医院でも熊谷 崇先生のお考えに共感し、この2年半程の間、虫歯の本数の変化、再治療歯の経過、抜いた歯の本数や利用、歯周病進行度の変化等をパソコンに入力、管理して参りました。

思っていたよりも早期に再治療を繰り返している方?がいること、検査結果に人によって誤差が認められたり、歯の写真の取り方に各々癖があること等の反省材料としては有益でした。

当初は熊谷先生を目指して、ヘルスケア歯科研究会認定診療所になることを目標に始めた取り組みでした。

そのお陰で、スタッフは診療後にも残ってデータ入力する毎日でした。

データ入力のためのデータ?目の前の患者さんよりもデータ管理の精確さ?データ入力のために余裕がなくなりチーム・ワークが?等々を感じ始めました。

私の独断でスタッフにも迷惑をかけますが、18年度よりこのデータ管理を中止することに決めました。

1番に思ったことは、苦労して集めたデータが今来ている患者さんのために役立っていないことです。

きっと継続し続ければ、有効な医院記録になると思いますが、、、

治療の結果を追跡調査し、規格性のある基準で自医院を検証し続ける大切さは、理解しております。

が、私の患者さんはこんなことをお知りになりたいのでしょうか?

医療に関しての情報開示が望まれる昨今、歯科のあなたの何に関する情報がお知りになりたいのでしょうか?

どうせ苦労して情報管理、開示していくのなら、私の医院に入らして頂いているあなたの欲しい情報をお教えしたいのです。

カルテですか?汚くて恥ずかしいのが、正直なとこです。

事故、裁判でもないけど毎回治療内容をカルテとして欲しいですか?

患者さん用の分かりやすい言葉ではなく、専門用語?というか保険用語のカルテを欲しいですか?

是非、お教え下さい、あなたの欲しい情報を。

とても、全ての希望をかなえることは出来ないかもしれませんが、今後の服部歯科医院の方向性を決める大事なご意見とさせて頂きますので、是非、コメント下さい。

 最後に前回のスペシャルでの「癌と共に行きる会」会長、佐藤 均さんの言葉を引用させていただきます。

「患者会の活動を続ける中で私が感じたことを述べさせていただきますと、

患者が思っている、望んでいる情報を、実は医療関係者の方は、皆さん方を含めて、何も分かっていないのではないかと。

がん医療のことを一番理解しているはずの医療機関関係者が実は何も分かっていないのではないかと。」

どうか、教えて下さい。あなたの知りたい、あなたの歯の情報を!!