クラウンダウン法の利点は?
クラウンは歯の頭の部分で、上の方から下へ徐々に進めて削っていく方法です。
根っこの先まで進めるのが目標なんですが、いきなり先を目指さずに入り口の邪魔者から根っこに進めていきます。
クラウンダウン法は、歯の頭から根っこの方へと順々に器具を進めていきます。
太い器具から細いものへと変えていきます。
前に使った器具よりも細いものを使うと、少しずつ先へと進んでいきます。
クラウンダウン法の利点は、機械的な点と生物学的な面から考えられます。
●感染した神経などの多くを最初に取り除ける
●上の部分の邪魔者を最初に取り除ける、そうしないと根っこの先にそれを押し込んでしまう
●根っこの先に早い時から洗浄液を届かせられる
●削りカスを根っこの先へ押し出さない
●手の削っている感覚が伝わり易い
●削る長さをコントロールしやすい
機械的な面
根管治療中に回転したニッケルチタン製ファイルは、ねじれによる疲労と繰り返す曲げによる疲労を受けます。
最も重要な点は、回転中に壁にぶつかっている器具の太さと抵抗性です。
クラウンダウン法では、根元の太い部分のファイルが入り口から削れるので、先端の細い、折れ易い部分は壁に触れていません。
先端がロックして捕まると、折れ易いので徐々にテーパー、角度、開きが小さい物へと変えて、先へ先へと進めていくのです。
食い込まない様に回転させながら上下に動かし、決して先へと押し込んではいけません。
でも後チョット、と押し込みたくなって折れるんですよ。
生物学的な面
どんな器具を使っても細菌をゼロにはできませんので、薬液による洗浄が大切になります。
クラウンダウン法では、上の部分にタップと薬液を入れておく場所ができるので、早くから先の方へ薬を届かせられます。
で、根管内の消毒が進むでしょう。

クラウンは歯の頭の部分で、上の方から下へ徐々に進めて削っていく方法です。
根っこの先まで進めるのが目標なんですが、いきなり先を目指さずに入り口の邪魔者から根っこに進めていきます。
クラウンダウン法は、歯の頭から根っこの方へと順々に器具を進めていきます。
太い器具から細いものへと変えていきます。
前に使った器具よりも細いものを使うと、少しずつ先へと進んでいきます。
クラウンダウン法の利点は、機械的な点と生物学的な面から考えられます。
●感染した神経などの多くを最初に取り除ける
●上の部分の邪魔者を最初に取り除ける、そうしないと根っこの先にそれを押し込んでしまう
●根っこの先に早い時から洗浄液を届かせられる
●削りカスを根っこの先へ押し出さない
●手の削っている感覚が伝わり易い
●削る長さをコントロールしやすい
機械的な面
根管治療中に回転したニッケルチタン製ファイルは、ねじれによる疲労と繰り返す曲げによる疲労を受けます。
最も重要な点は、回転中に壁にぶつかっている器具の太さと抵抗性です。
クラウンダウン法では、根元の太い部分のファイルが入り口から削れるので、先端の細い、折れ易い部分は壁に触れていません。
先端がロックして捕まると、折れ易いので徐々にテーパー、角度、開きが小さい物へと変えて、先へ先へと進めていくのです。
食い込まない様に回転させながら上下に動かし、決して先へと押し込んではいけません。
でも後チョット、と押し込みたくなって折れるんですよ。
生物学的な面
どんな器具を使っても細菌をゼロにはできませんので、薬液による洗浄が大切になります。
クラウンダウン法では、上の部分にタップと薬液を入れておく場所ができるので、早くから先の方へ薬を届かせられます。
で、根管内の消毒が進むでしょう。
