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西葛西 服部歯科医院 (根管治療)

診療時間内では説明が足りなかったことや、お聞きしにくいことを伝えるためにこのブログを作りました。

19 4月

歯が原因ではない痛み その7

糖尿病
糖尿って名前がイメージが悪いので、改名を!って新聞に出てましたね。

英語名を略して、DMって言いますよね。

糖尿病はインシュリンが足りないか、に抵抗してしまう病気です。 
そのせいで循環、血などの流れが良くなく、ケガの治りが遅れたり悪くなります。
細い動脈の眼、腎臓、手足などに問題が起こります。
2型の糖尿病の方には、根っこの病気が多いと報告されています。
薬によってコントロールすれば、根っこの病気も減ると。
このことから、治療の際には患者さんのヘモグロビンA1Cの値をお聞きしましょう。

血液の病気

カマ状赤血球症
この病気の患者さんには、顔や口の痛みや歯の神経が死んじゃうことが多いようです。

血友病
生まれつきの血が止まりにむくなる病気で、適切に見つけて治療するべきです。
外科治療の際に、NSAIDs、痛み止めを飲むのは出血の危険が大きく避けるべきです。
デスモプレシンやエミシズマブって薬が使用されます。
足りない血液凝固因子、血友病Aでは第式子を増やす治療が、血友病Bでは第衆子が必要です。
止血剤の使用が必要でしょう。

 
17 4月

歯が原因でない痛み その6

血管収縮薬
麻酔の中に入ってます!

エピネフリン、アドレナリンの極量、使ってもいい限界の量は0.04mgです。
血圧が180/110以上の時は、治療は中止すべきです。
この血管収縮薬の入った麻酔薬は一般的には、こんな方には使えません。
最近に心筋梗塞になった人、狭心症の具合が悪い人、3ヶ月以内に心臓のバイパス手術を受けた人、
高血圧で治療していないかコントロールできていない人 、不整脈を繰り返す人、
甲状腺の亢進症でコントロールが悪い人、糖尿病で治療が上手くいっていない人です。

アドレナリンによって血圧が上がってしまう危険があるからです。
でも、アドレナリンが入っていないと麻酔の効きが悪くて、すぐにキレてしまうし、出血が多くて難しいです。
痛いともっと血圧が上がってしまい、出血も多くなりますし。
外科的な治療は、私には難しいです。 
0.017mgだけ使って、血圧計で様子を見ながら判断しましょう。

血液サラサラの薬
坑凝固薬や抗血小板薬

血固まり難くする薬を飲んでいる方は、外科的な治療では出血が多くなる危険があります。
ワルファリンの問題があるため、今は直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)を飲んでいる方が多いです。
アピキサバン(エリキュース)、ダビガトランエテキシラート(プラザキタ)、エドキサバン(リクシアナ)などがあります。
切開し膿を出す時、外科治療、穿孔(穴が開いちゃった)の治療の時などに、異常な出血が起こる可能性があります。
今は薬をやめずにそのままで、出血をコントロールすることが勧められています。
ワルファリンの濃度が高くなるので、カビの薬、フルコナゾールやメトリニダゾールを一緒に飲んではいけません。

ジゴキシン

ジゴキシンを飲まれている方には、アドレナリンは不整脈を起こすので使えません。
急性心不全を伴う頻脈性心房細動に使われるようです。
あまり今では使われていないよう?ですが?
 
16 4月

歯が原因ではない痛み その5

身体の健康や病気

身体、全身の病気の経験、経過は
歯内療法、歯の神経の診査診断にも大切なんです。
よく歯には関係ないと思って、っと他の病気の治療や薬を言われない方がいますが。
身体の病気と歯の根っこの病気の関係については、長年調べられてきました。
根管治療に影響する病気には、心臓の病気、糖尿病、血液の病気、ガン、腎臓の病気、神経の病気があげられます。
アゴの骨が死んでしまう事のある薬、ビスホスホネート、デノヅマブなどを使われている方には外科的な治療を避けた方が良いです。

心臓の病気

心内膜炎、心筋梗塞、高血圧、不整脈、狭心症とかです。
これらの病気と歯の神経の病気で、そのメカニズムや免疫への影響が似ているのが注目されています。
どちらも慢性炎症で細菌が出したものによって免疫反応が進んでゆくのです。

心内膜炎

アメリカの歯科医師会と心臓学会は、新たに2021年に科学的に勧めています。
予防的な抗生物質を使うべきなのは、心臓弁の感染を再発する危険がある患者さんにだけです。
歯ぐきや根っこの治療の全ての歯科治療で、予防の大切さを述べてます。

心筋梗塞

心筋梗塞の方には、NSAID、ステロイド以外の抗炎症剤はお勧めではありません。
6ヶ月間は、できれば歯の治療は延期すべきです。
どうしても必要な時には、お医者さんと相談してからになります。
ストレスを少なくするために、安定剤を飲んでいただくのもいいでしょう。
血圧、脈拍、酸素飽和度などのモニターを使うべきです。
緊急処置が可能な設備がある場所で行うべきです。


 
15 4月

歯が原因ではない痛み その4

心臓や側頭、頭の横側、側面、の動脈の炎症も、
歯、あごの周りに痛みが起こすことがあります。
狭心症や心筋梗塞では、痛みが肩に、腕に、下アゴの歯にまで痛みが飛びます。
なので、心臓が悪いのに歯医者にいらっしゃることがあるんです。
胸の痛みを伴うこのに注意するのですが、時に胸は痛くない時もあるんです。
心臓からの歯の痛みでは、運動すると痛みが強くなり、ニトログリセリンなどの薬で楽になります。
この場合の歯医者の役割は、歯が原因ではないと分かり、直ぐに心臓の医師に紹介することです。

患者さんへの問診での間違え、ミス

患者さんへ問診、話を聞く際に起こる間違えに、主訴、内科の病気など全身の状態、歯科の治療などの経験に関して起こりえます。

主訴
まずは患者さんが求めていること、いらした理由、主訴から始めますね。
どうされましたか?って
患者さんやそのご家族に歯医者かスタッフから伺いますね。
主訴は慎重に聞き、患者さん自身の言葉、表現で記録します。
なぜ歯医者に来たのか?の理由を聴きます。
患者さんは治療の結果や主訴がどうなったのかで評価します。
患者さんは歯科医の知識よりも、人として何を大切にしているのか?を知りたいのです。
!??!そうなんですか?
主訴への十分な配慮が欠けていたり、無視したりすれば、
重要な診断情報を見失うだけでなく、
お互いの信頼関係を欠くことにもなるんです。




 
13 4月

歯が原因でない痛み その3

顎関節症も歯じゃない痛みに多いんですよ、
と書いたんですが
実は苦手なんです。

分かっていないなあ!と言われそうですが、
追加で触れておきますと
 日本歯科大学の原教授の本から、勝手に引用させて頂きますが

IMG_0002 私の学生時代に顎関節って言うと
顎の痛みだけでなくて、
姿勢が良くなって何でも治る?
ガンもかみ合わせ?
妊娠するとか?
週刊誌にはこんな記事が 出たりしていて、
”いわゆる“ 顎関節症って感じでした。
関節の病気よりも、筋、筋膜による痛みのひとつと考えられているようです。
この本にも、歯ぎしりはやめなくても良い?とか
ただし歯が減ったり折れないようには、
マウスピースを勧められてますね。
当院は、基本的には大学の専門医へ紹介しております。 

他にも歯が原因でないのに、歯が痛むのに関連痛ってのがあります。
痛みが他の所に飛んでいく感じ。
痛みを感じる細胞は電線みたいに中心の脳の方へと、つながって感じています。
で、途中に中継する中間の細胞達もいます。
一対一につながってはいなくて、複数の場所の痛みの信号を受け取って脳へと伝えているんです。
そうすると痛いのが他の場所からと間違ってしまう、こんがらがってしまうことがあるんです。
関連痛では、ある歯の痛みが他の歯の痛みに感じたり、他の口の所からと感じたりするんです。
歯から他の歯だけでなく、耳へ、
上顎洞、ホホにある副鼻腔から上の歯に、
血管からの歯へ、
心臓から歯が痛くなることだってあるんです。

よくあるのが、相手の歯と間違えて
下が痛いのに、上の歯が痛いんですとか。
歯の神経が痛い時には、隣の歯や相手の歯が痛く感じることがあります。
耳鼻科咽喉科の病気と間違えないように注意が必要ですね。

上顎洞などの副鼻腔の炎症、いわゆる蓄膿症から上の奥歯、小臼歯や大臼歯が痛くなることも。
一般的に鈍い痛みで、咳や鼻水がでてきます。
頭を下げると圧が高まって、ひどくなります。
歯に冷たいのをくっ付けたり、押すと副鼻腔の痛みが強くなります。
問診から歯というよりも、呼吸器の病気、喉や鼻の病気になった経験、鼻づまり、副鼻腔の症状が診断に役立ちます。
また、そこの歯には虫歯などが無いことが多いです。
副鼻腔のレントゲン、CT、MRIなどがすごく有効です。
怪しいと思ったら、耳鼻科の先生へ紹介しましょう。


 
12 4月

歯が原因でない時 その2

顎関節症も歯が原因でない痛みのひとつです。
歯ぎしりや食いしばり、あるいは交通事故などによるケガが原因になります。
歯の治療で長い時間、口を開けていたり、強く押されて起こることもあります。
関節や筋肉を押すと痛かったり、不快に感じます。
顎の関節にクッリという音がしたり、ゴッリっと乗り越えるような引っかかたりします。
蓄膿症の方と同じように、歯には問題が無いことが多いです。
マウスピースをつけたり、筋肉のマッサージをお願いしたりします。

三叉神経痛も歯の痛みと間違えられます。
三叉神経痛の原因は分かってはいませんが、
神経のサヤ、髄鞘が壊れていたり、血管の異常、血管が神経を押していたり、
歯を抜いた所に穴が残っていたり、歯周病、根管治療された歯などの関係が言われています。
一般的に左右の片方の上顎神経か下顎神経に起こります。
 三叉神経は歯の神経でもあるので、三叉神経痛の方が根管治療を依頼されてしまう方も多いのです。
電撃ショックのような強い痛みが、食事や会話、あるいは冷たい息をしただけで起こります。
そんなひどい痛みなのに、夜中に目が覚めることがないのが、歯の痛みとの鑑別に役立ちます。

 

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10 4月

歯が原因でない時 その1

歯が原因でない痛みには、歯が原因の時とは違った特徴があります。
歯じゃない痛みの患者さんは、大変に困られて次から次へと歯科医を変えられています。
たくさん根管治療を受けたけど上手くいってない 歯があったり、
いろんな歯医者でいろんな治療を受けている方は、
歯が原因でない可能性があります。
 歯と時と違って、
痛みの場所がハッキリとせず、診査やレントゲンからも悪い所が見つかりません。
ハッキリとした原因因子が見つかりません。
麻酔をしても痛みが必ずしもなくなりません。
左右両方だったり、あるいは片方だったり。

それらには上顎洞、頬ぼねにある鼻の一部で蓄膿症、副鼻腔炎になる所、
その上顎洞からの刺激による上の奥歯の痛み、
筋肉から、
アゴの関節、顎関節症、
神経が原因の痛み、
血管からの、
非定型性頭痛、
神経種、
神経炎、
頭の中からの痛み、
頭痛、
精神的な原因
などがあるようです。
私も詳しく診断、治療は分かりませんが、
これは歯じゃないかも?って気づいて、専門医へと紹介する鑑別診断が役割だと思います。
その他にも、
関連痛、
他の歯からの痛み、
鼻や副鼻腔からの、
首や背骨からの、
血管からの、
心臓の、
腫瘍、ガン
などもあるんです。

要注意なのは、上顎洞、蓄膿症の痛み、
咀嚼筋、咬む筋肉の痛み、
顎関節症の痛みです。

上顎洞の痛みでは、頬にずっと圧迫感があります。
上の奥歯、小臼歯と大臼歯に痛みが出ることがあります。
頭の位置、頭を下げると圧が高くなって、悪化します。
多くはそこの歯に神経や根っこが悪いような虫歯などがありません。
このような方は耳鼻科医へ紹介、相談します。

筋筋膜痛は顔の筋肉の問題です。
最も多い症状は、押すと筋肉が痛い、上手く動かない、関連痛、他の所に痛みが飛んでいくってことです。
このような方も歯には問題ないことが多いです。
でも、間違って行われ上手くいっていない根管治療された歯を良く見かけます。
関節の病気も筋骨格の病気のひとつで、歯でない痛みの原因となります。


 
9 4月

診断と治療計画の問題 その3

歯の神経の痛み

歯の痛みはひどい急性の痛みで、夜に目が覚めたり眠れなくなったりします。
夜に眠れないってのは、診断に大切な特徴です。 
そのせいで眠るのに影響しますか?って質問します。 
神経が悪くなっている歯がどれかを見つけるのは、最初は簡単です。
悪くなっている歯を押したり、たたくと痛いです。
でも慢性になると、長引くと、他の歯にも痛みが広がって、
どの歯が痛いのかが分からなくなります。
歯の痛みの原因は、虫歯、詰め物のスキマ、ケガ、ヒビです。
歯の神経が生きていれば、温度の変化、冷たいのや熱いのに敏感になっています。
神経が死んでいると、温度に刺激に反応しません。
診査やレントゲンで神経や根っこに何も悪いとこがないのに歯が痛い時には、
歯が原因ではないのかもしれません。
歯の神経が痛い時には、普通はその歯だけが痛みます。
歯の神経の痛みであれば、麻酔や歯の治療によって良くなります。 
8 4月

診断と治療計画の問題 2

歯の神経、歯髄の痛み?他の痛み?

歯の神経や根っこの痛みとそっくりだけど、違う原因のことがたくさんあります。
歯医者は間違った診断や治療をしないように、総合的に診査をしなくては なりません。
関連する症状や病気の経過、今までの状態や変化をきいて、
見たり触ったり押したりしての症状の診査、
レントゲンの検査。
歯医者が最初にこのような状態を診断し治療を行うことが多いです。
ですので、
歯が原因なのか?歯じゃないのか?を見分ける方法をたくさん、良く知っている必要があります。
歯科の分野で、
最も痛みについて詳しのは、歯内療法医、口腔外科医です。
痛みには急性と慢性のものがあります。
急性の痛みは歯の神経や根っこの先の炎症、傷、ケガからおこります。
慢性の痛みはその傷が治った後にも、あるいは傷に関係なく、痛みが続き長く続きます。
歯の痛みと他の痛みはそっくりにみえても、明らかに違うカギとなる特徴があります。
診断を間違えないために、注意深くその違いを見つけ出すのです。



 
6 4月

診断と治療計画の問題 その1

最初に

歯の神経、歯髄と
歯の周り、歯周組織、
根っこの先のそこを、根尖歯周組織 
の生物学的なこと、自然現象かな?起こっていること
とそこに起こる病気の治療についての原則について話します。

まあ簡単に言うと
歯の神経と根っこの先がどうなっているのか?と
そこが病気になった時の治療についての話です。

今、話題?よく話題になるのは、

歯の神経と根っこの痛みの診断と治療、
神経を残す治療、
神経を再生しようとする治療、
切らずにやる普通の根管治療、
切ってやる外科的な治療、
治らない時の再治療
 などがあります。

根管治療が必要とされた歯に適切に行われたなら、
良好な結果が得られるでしょう。
痛くなくなって、
自分の歯を残せるんです。

他の医療と同じように
歯内療法には科学的なこと、技術的なこと
サイエンスとアートな面があります。
アートは根管治療における技術、ワザ、ウデで、主にその歯科医個人の能力です。
科学としては、エビデンスに基づく原則や方法を通して、
生物学的、病理学時な状態を理解することです。

難しい話ですが、、、
まあカンや経験なんかじゃなくて、
ちゃんと論文などを読んで、証拠のある治療法を行いましょう。
先輩がこう言っていた?
皆んながやっている?
メーカーが勧めるから?
新しい方法だから?とかじゃなくてですね。
でも正しい方法だからといって、簡単に直ぐに出来るってわけにはいかないんで
どうしたって技術が必要です。

最も大切なひとつが、正しい診断です。
科学的な見方を欠いて安易に行えば、診断を誤り、不適切な治療へとつながってしまいます。

問題は、治療の技術的なこと以外の診断時によく起こります。
診断の誤りは不適切な必要のない治療へとなり、
患者さんをガッカリとさせ、法的な問題へとなりえます。
更に診断を間違えば、
患者さんの全身や将来の治療への影響も考えられます。

分かりやすく言えば、
例え素晴らしい根管治療であっても
必要のない治療を行ってはならないっとことです。
歯の神経の病気とそっくりな他の病気が沢山あります。
診断を誤らないよう、
総合的に患者さんの全身と口、歯の情報を集め、
鑑別診断を行い、治療を計画します。
ほとんどの間違いは、
診断の基本的な原則に従いと適応症の選択を行えば避けられます。

ここでは
患者さんから全身と口、歯の病歴、経過をどうやって集めるか?
診査やレントゲンからの情報から治療計画への進め方を学びます。

ブログにするのは難しいかな?



 
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