ダンカン先生の続き
シルバーポイントを取る
シルバーポイントの横に隙間を優しく作ってから、特別なピンセットでつかんで取り出した。
他の根管のクスリも超音波やH型のファイルで取り除いた。
超音波の器具は根管治療用に沢山のチップができ、本当に有効です。
回転するドリルとは違い、ピンポイントに視野を妨げずに、目で見ながら削る事が出来ます。
ファイルは神経の管を削る針みたいな器具で、 ヤスリ状に刃が付いてます。
H型はヘッドストロームの意味で、矢じりみたいに刃が尖っていて良く削れますが、折れやすくもあります。
左のレントゲンはファイルを入れて取り、長さを確認します。
根管の清掃と形成
まぁ、キレイにして削るって意味。
神経の上の部分、頭に当たる部分を髄室って言います。
まぁ、神経の部屋って意味。
髄室を超音波でキレイにして、神経の形、入り口、本数などを調べます。
髄室には次亜塩素酸を満たしておきます。
塩素系の消毒液、ハイター?とかの漂白剤 や哺乳瓶のミルトンも同じかと。
当院では5%なので、漏れたら大変。
火傷しますし、辛くて我慢できないヒドイ味がします。
でも、お一人の方がずっと我慢されていて、ヒドイ口内炎になってしまった事があります。
ラバーダムに隙間がないか? 十分に注意していたのですが、大変に申し訳ありませんでした。
苦い味がしたら、我慢をしないで教えて下さいね。
根の先まで届いたら、入口をニッケルチタン製のファイルで広げる。
このニッケルチタン製のファイルが出て10年、いや20年は経っていると思いますが、
これが時代を変えたんです。
柔らかく曲がって、嘘のように上手くなった気がしましたね。
でも未だに使ってない歯科医も多いとか?
習ってないし、高いし、折れて困ったとか?が原因でしょうかね?
根の長さは術前のレントゲン写真を参考に、電気的根管長測定器 EMRで確認する。
このEMRは日本の革命ですね!
昔の海外製の物はデタラメで、全く信用できなかたんですが、
日本の製品が世の中を変えました。
この機械で計った長さから差引して決めるのが、今では基準です。
器具を入れてレントゲンを撮って、確認します。
ステンレスやニッケルチタン製ファイル、超音波チップを使ってキレイにします。
仮のフタ
根管内を紙製のポイントで乾燥後、消毒に水酸化カルシウムを詰めておきます。
入り口はシッカリとしたセメントでフタします。
根管充填
最終的なクスリを詰めることです。
二週間後に再来院すると、瘻孔、膿のイボは無くなっていた。
前回と同じようにラバーダムをして、根管内を次亜塩素酸ナトリウムで洗って消毒した後、
EDTAで洗った後に、ガッタパーチャとシーラーで根管充填した。
EDTAは弱い酸で、削りカスを溶かしたり、細菌の膜を壊す効果があります。
ガッタパーチャは芯に使うゴムのようなポイントで、その周りにセメントを付けて詰めます。
根管充填用のセメントはシーラーって言います。
被せる
髄室の床、下の部分をキレイにして、根管の入り口3mmのクスリを取り除いた。
コア、補強の芯にアマルガムを接着させた。
外国の先生、このアマルガムが好きですね。
日本では水銀が含まれているため、今では使用できません。
歯が折れる心配があるので、スポッと被せる必要があります。
紹介元の歯科医で被せてもらった。
シルバーポイントを取る
シルバーポイントの横に隙間を優しく作ってから、特別なピンセットでつかんで取り出した。
他の根管のクスリも超音波やH型のファイルで取り除いた。
超音波の器具は根管治療用に沢山のチップができ、本当に有効です。
回転するドリルとは違い、ピンポイントに視野を妨げずに、目で見ながら削る事が出来ます。
ファイルは神経の管を削る針みたいな器具で、 ヤスリ状に刃が付いてます。
H型はヘッドストロームの意味で、矢じりみたいに刃が尖っていて良く削れますが、折れやすくもあります。
左のレントゲンはファイルを入れて取り、長さを確認します。
根管の清掃と形成
まぁ、キレイにして削るって意味。
神経の上の部分、頭に当たる部分を髄室って言います。
まぁ、神経の部屋って意味。
髄室を超音波でキレイにして、神経の形、入り口、本数などを調べます。
髄室には次亜塩素酸を満たしておきます。
塩素系の消毒液、ハイター?とかの漂白剤 や哺乳瓶のミルトンも同じかと。
当院では5%なので、漏れたら大変。
火傷しますし、辛くて我慢できないヒドイ味がします。
でも、お一人の方がずっと我慢されていて、ヒドイ口内炎になってしまった事があります。
ラバーダムに隙間がないか? 十分に注意していたのですが、大変に申し訳ありませんでした。
苦い味がしたら、我慢をしないで教えて下さいね。
根の先まで届いたら、入口をニッケルチタン製のファイルで広げる。
このニッケルチタン製のファイルが出て10年、いや20年は経っていると思いますが、
これが時代を変えたんです。
柔らかく曲がって、嘘のように上手くなった気がしましたね。
でも未だに使ってない歯科医も多いとか?
習ってないし、高いし、折れて困ったとか?が原因でしょうかね?
根の長さは術前のレントゲン写真を参考に、電気的根管長測定器 EMRで確認する。
このEMRは日本の革命ですね!
昔の海外製の物はデタラメで、全く信用できなかたんですが、
日本の製品が世の中を変えました。
この機械で計った長さから差引して決めるのが、今では基準です。
器具を入れてレントゲンを撮って、確認します。
ステンレスやニッケルチタン製ファイル、超音波チップを使ってキレイにします。
仮のフタ
根管内を紙製のポイントで乾燥後、消毒に水酸化カルシウムを詰めておきます。
入り口はシッカリとしたセメントでフタします。
根管充填
最終的なクスリを詰めることです。
二週間後に再来院すると、瘻孔、膿のイボは無くなっていた。
前回と同じようにラバーダムをして、根管内を次亜塩素酸ナトリウムで洗って消毒した後、
EDTAで洗った後に、ガッタパーチャとシーラーで根管充填した。
EDTAは弱い酸で、削りカスを溶かしたり、細菌の膜を壊す効果があります。
ガッタパーチャは芯に使うゴムのようなポイントで、その周りにセメントを付けて詰めます。
根管充填用のセメントはシーラーって言います。
被せる
髄室の床、下の部分をキレイにして、根管の入り口3mmのクスリを取り除いた。
コア、補強の芯にアマルガムを接着させた。
外国の先生、このアマルガムが好きですね。
日本では水銀が含まれているため、今では使用できません。
歯が折れる心配があるので、スポッと被せる必要があります。
紹介元の歯科医で被せてもらった。